ペット保険にある「免責」とは?免責金額や免責期間があると補償や保険金がおりないケースもある!

ペット保険を選ぶ上で重要なキーワードの1つが免責です。

この言葉を見たり、聞いたりしたことはあるでしょうか?

免責は約款などの書面上に必ず記載されている言葉なのですが、これを知っているのと知らないのとでは大違いなのです!

ペット保険の”免責”ってどんな意味?

私たち人間が加入する火災保険や自動車保険の約款などにも度々登場する『免責』。

免責とは「責任を免れる」という意味を持つように、保険では保険会社が保険金の支払いを免れるということを指すのです。

また、保険での免責は大きく分けて3つに分類されます。

  • 免責事項
  • 免責金額
  • 免責期間

それでは、3つの免責について順番に解説していきます!

え!?全額自己負担?”免責事項”

免責の1つ目が『免責事項』。

これは、保険会社が取り決めた内容に当てはまったものには、保険金を支払わないというものです。

つまり、免責事項に記載されている内容のものは全て契約者が全額自己負担ということになるのです。

各保険会社によって免責事項の内容は異なりますが、下記の様な内容が免責事項に当てはまることがあるようです。

  • 妊娠・出産に関すること
  • 自然災害で生じた病気やケガ
  • 故意によるケガ
  • 予防や検査による費用

遺伝性や先天性異常による発達障害を原因とするケガに関しては、各保険会社によって内容が大きく異なりますので、わからないことや疑問に関しては必ず各保険会社に確認しましょう。

また、先天性疾患や持病がある場合はペット保険に加入できない場合もあります。

ご自身のペットの状況に関しても一度、各保険会社に聞いてみるとよいでしょう。

一定の金額は自己負担?”免責金額”

免責の2つ目が『免責金額』。

ペット保険で補償対象の病気やケガであったとしても、一定の金額は自己負担しなくてはいけないことを指します。

また免責金額には計算方法が2種類あり、どの計算方法で決められているかによって自己負担が変わってくるのです。

補償割合50%、免責金額1万円で、3万円の請求をした場合を例に見てみましょう。

免責金額を超えた分に対して補償が適応される場合
  • 受け取れる保険金
    1万円
  • 計算方法
    ( 3万円 - 1万円) × 50% = 1万円

免責金額を超えると治療費の全額に対して補償が適応される場合
  • 受け取れる保険金
    1.5万円
  • 計算方法
    3万円 × 50% = 1.5万円

たとえ、同じ補償割合や免責金額だったとしても、保険金が変わってくるためきちんと内容を確認しておくことが望ましいといえるでしょう。

加入しても直ぐには保険金が支払われない!?”免責期間”

免責の3つ目が『免責期間』。

いわゆる待機期間ともいいます。

この期間中は保険金が支払われないのです。

契約成立日から数日間は、たとえ病気やケガになったとしても補償はされないのです。

また、免責期間は各保険会社によって設けられている期間が異なります。

保険会社の資料などで確認をしておきましょう。

免責がないペット保険はあるの?

せっかくペット保険に入っても、免責があることで保険金が支払われないことになってしまっては困りますよね。

現在「免責」がないペット保険は存在するのでしょうか。

答えは…

現時点では、全ての免責がないペット保険のプランはありません。

免責があることでペット保険加入者にメリット・デメリットはある?

免責について調べていくと、実際ペット保険に加入する人にとってメリットがあるのか気になりますよね。

ここでは、免責金額のメリットとデメリットについて触れていきたいと思います。

メリット

保険料を抑えることができる

免責金額を設定しているペット保険は、月々の保険料を比較的抑えることができます。

そのため、家計にもやさしい保険料で始めることができるのです。

デメリット

デメリット ①想定しているよりも保険金が少ないと感じる可能性がある

補償内容が充実しているように見えても、「免責事項」に該当している場合や「保険金額」が設定されている場合、「保険期間」に該当する場合は、その部分が保険金として支払われなくなる可能性があります。

そのため、想定しているよりも保険金が少ないと感じる可能性があります。

デメリット ②免責金額に満たないと自己負担

病気やケガでかかった治療費が免責金額に達していない場合は、全額自己負担になります。

そのため、通院などの場合は補償が受けにくくなることもあります。

免責金額があることで「保険を気軽に使用できないのでは…」と思うかもしれませんが、一般的には免責金額を上回る高額な治療費がかかる入院費や手術費などに対象を特化したプランが設けられていることが多いのです。

保険プランによっては、それほど免責金額を意識しなくてもいいものもあります。

ペット保険を決める際は、免責も必ず確認しよう!

「免責」と聞くと「難しそうだな…」「名前からしてよくわからない」と敬遠しがちですが、内容についてわかると「ペット保険に加入する際はここも確認しなきゃ!」と思うようになったのではないでしょうか。

今回ここでご説明した免責についておさらいをしておきましょう。

おさらい
  • 免責
    「保険金が支払われない条件」免責には「免責事項」「免責金額」「免責期間」の3種類ある
  • 免責事項
    全ての保険会社で定めている内容であり、規定内容に記載されている病気やケガに関しては、全額自己負担の場合がある。
  • 免責金額
    補償対象内の病気やケガでも一定の金額は自己負担となる。但し、その分保険料は比較的抑えた金額設定となっている。
  • 免責期間
    保険加入から一定の待機期間が設けられている。その間に補償対象の病気やケガをしたとしても、補償の対象外となる。

ペット保険に加入した際「こんなの知らない」「聞いていない」とならないように、きちんと約款などにある「免責」について確認をして、納得のいくペット保険に加入してくださいね。

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