【ペット保険の窓口精算の注意点】は口コミから見えてくる!対応している3社比較

ペット保険を利用する際、保険金の支払方法が『窓口精算』と『後日精算』の大きく分けて2通りの方法があります。
その中で利便性が高く、人気が高いのは『窓口精算』なのですが、後日精算との違いはどこにあるのでしょうか。また、窓口精算が可能なペット保険を選んだ場合、気を付けるべき注意点はあるのでしょうか。
ここでは、窓口精算と後日精算のメリットと注意点について解説すると共に、窓口精算が可能な保険会社についてご紹介したいと思います。

ペット保険の『窓口精算』と『後日精算』。それぞれの良さと注意すべきポイント!


ペット保険の『窓口精算』と『後日精算』について。それぞれの良さと注意すべきポイントは以下の通りです。

・保険金の受取方法は「窓口精算」と「後日精算」の2タイプ
・窓口精算は簡単に精算ができるが、対応病院でしか窓口精算ができない
・後日精算は全ての病院で対応しているが、請求に少し手間がかかる
・飼い主のライフスタイルや保険料に合った保険金の受取方法を選ぶことが大切

ペット保険の窓口精算ってそもそもなに?後日精算と何が違うの?


動物病院の受付時に各保険会社が発行しているペット険証を提示することで、会計時に契約の補償割合に沿った保険金額を差し引き、その差額分の診療費のみを支払うことを『窓口精算』といいます。
後日精算と違い、その場で即対応してもらえるため、後ほど保険会社に保険金請求する手間が省けます。

どのように診療費は精算されるの?

たとえば、保険の対象となる診療費の70%を支払い限度額としているプランに加入していたとしましょう。


愛犬ソラ(トイプードル)が階段を降りている時に誤って落下。前足を骨折してしまい、診療費で20万円の請求を受けた。
一般的な後日精算の場合 窓口精算の場合
一旦、動物病院の窓口で20万円を支払う。
必要書類を保険会社に送付して申請することで、後日14万円が支払われる。
動物病院でペットの保険証を提示することで、補償割合を引いた差額分の6万円を支払うことになる。

一般的な後日精算の場合だと、一旦自身で全額負担をしなくてはいけません。また、保険会社によって支払われる時期が異なりますので、場合によっては1ヶ月近くかかる場合があります。
一方、窓口精算の場合はその場で補償割合を引いた金額分の支払いなので、一時的な負担も少なく、面倒な手続きも不要です。

窓口精算できるペット保険のメリット&注意点

便利で楽ちん♪【窓口精算における4つのメリット】

①一時的な自己負担が少ない

ペット保険に入ることで、何よりもまずは金銭面での心配が軽減されます。
しかし後日精算の場合ですと、一旦は全額自己負担をしなくてはいけないため、例え一時的だとしても大きな負担を強いられてしまいます。
しかし窓口精算であれば、一時的にかかる負担が後日精算よりも少なく済みます。
②保険会社に請求手続きを踏まなくてよい

後日精算の場合、保険会社ごとの請求書類に必要事項を記入し、診療明細書や領収書などを添付して郵送する手間があります。
しかし窓口精算であれば、各保険会社が発行している『ペットの保険証』を提示するだけで、補償割合を引いた金額分の支払いで済むので、とても簡単に手続きを終わらせることができます。
③支払われるかどうか、後日心配する必要がない!

後日精算の場合、保険会社へ請求を行い審査を行って補償対象の病気やケガであったかが判断されます。つまり、保険金がおりると思って治療費を立て替えたのに支払われないことがあるということです。
その点、窓口精算であれば病院がその場で保険の対象になるかを判断するので保険金が支払われるかを納得して治療を受けることが可能です。
④ペットの保険証を見せるだけでOK!

窓口精算の特長は何といってもペット専用の『健康保険証』を提示するだけで窓口精算ができる便利さでしょう。
窓口精算に対応しているペット保険に加入すると、保険加入を証明するペットの保険証が発行されます。
そして保険証が対応する動物病院で提示を行うと、保険金から差し引いた金額分のみの支払いとなるため、とても楽に手続き済ませることができるのです。

良いところばかりじゃない!【窓口精算の注意点について】

①保険料が高くなりやすい

窓口精算は確かに便利で手続きも楽です。しかしその分、保険料が高くなりやすいと言われています。
なぜ、後日精算のペット保険よりも窓口精算のペット保険の方が保険料が高いのか、その理由の1つとして窓口精算を行う上でのシステム内容を獣医師に教育するための「人件費」や「システム維持費」などが挙げられます。
そのため、後日精算に比べて窓口精算は利便性が高い分、それ相応の保険料が発生しているのです。
②ペット保険に対応していない動物病院がある

窓口精算はとても便利ですが、そもそもかかりつけの動物病院が対応していなければ意味がありません。
農林水産省が発表している平成30年飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)によると、動物診療施設の開設届出状況が日本全国で15,950件とされています。
現在窓口精算に対応している保険会社で、提携している動物病院数を合算したとしても11,359件(重複含む)ですので、その内の4,591件はペット保険の窓口精算に対応していないことになります。
もしも、かかりつけの動物病院が窓口精算に対応していなければ、いくら窓口精算に対応している保険会社に加入していても、その利便性を使うことができないのです。
③ペットの保険証を忘れたり紛失したりした場合、その時の診療費に関して非対応

動物病院で窓口精算を利用したい場合、ペットの保険証を必ず持参しなくてはいけません。
うっかり忘れてしまったり、無くしてしまったりすると、その時の診療費に関しては窓口精算を行うことができません。
そのため100%自己負担をしなくてはいけませんし、自身で後日精算の手続きをしなくてはいけない手間も増えてしまうので、注意が必要です。
④同日2回目以降の受診は非対応

窓口精算は、同日2回目以降の受診は対応していません。そのため、2回目以降の受診に関しては後日精算の手続きを行う必要が出てきます。
意外とこのことを知らない方も多いため、窓口精算に対応しているペット保険に加入している人、または検討している人は必ず認識しておきましょう。

後日精算ペット保険のメリット&注意点について!

日本全国どこの動物病院でも対応可能!【後日精算における2つのメリット】

①全ての動物病院で対応可能

多くの保険会社が「後日精算」を採用しているのは『日本全国どこの動物病院でも対応することができる』から。
そのため、わざわざ窓口精算に対応している動物病院を探す手間も省けますし、どこでも使える安心感が得られると言っても過言ではないでしょう。
②窓口精算対応のペット保険プランよりも選択肢が多い

窓口精算に対応している保険会社を見ると、窓口精算に対応している保険プランは全社合わせても4つしかありません。
その点、後日精算であれば対応している保険会社がほとんどですし、プラン数も多数あるため選択肢が増えますし、より自分に合ったペット保険を見つけることができます。

ちょっと手間が…【後日精算の注意点について】

①窓口精算より手間がかかる

後日精算は動物病院で手続きを取るのではなく後日、必要書類の準備や郵送手続きを自身で行わなくてはいけません。
また、保険会社書類が届いた日から約1ヶ月後に保険金が支払われることが多いため、窓口精算に比べると手間と時間がかかってしまいます。
②一時的に診療費(保険金)を負担しなければいけない

窓口精算の場合、その場でペット保険の補償内容が適用されるため、その差額分だけの支払いで済みますが、後日精算の場合は一旦かかった診療費を全額精算しなくてはいけません。
数万円程度であれば何とか工面できるかもしれませんが、数十万円以上の診療費がかかってくると、例え後からお金が戻ってくるとしても一時的な負担は大きいと言えるでしょう。

後日精算の精算方法ってどうすればいいの?

後日精算をするにしても、実際どのように精算をすればよいか分かりませんよね。後日精算の場合は、大きく分けて3つのステップで保険金を受け取ることができます。

①動物病院にて全額診療費を支払う
治療でかかった金額を一旦全額自費で支払います。
その際、必ず診療明細書(領収書)を受け取ります。
②保険会社に保険金請求をする
保険金請求書と診療明細書(領収書)の原本を保険会社に郵送します。
※診断書の提出が必要な場合があり、その際の料金は自費。料金は動物病院によって異なるが1,000~3,000円程度。
③受理完了後、指定口座に振り込まれる
保険会社に書類が届いた日から約30日以内に指定の口座へ保険金が振り込まれます。
※但し、書類に不備や確認等が必要な場合は更に時間を要する場合がある。

こちらの記事も参照して下さいね
ペット保険の請求の仕方を解説!後日精算の保険金請求がLINEでできる会社も?

ペット保険で窓口精算の対応可能な保険会社3社を比較!


数あるペット保険の中で現状、窓口精算をしている保険会社は『アニコム』『アイペット』『ペット&ファミリー』の3社のみとなっています。
3社それぞれの保険会社でどれくらい対応医療期間があるのでしょうか。

―窓口精算に対応している3社の対応医療機関はどれくらい?

●アニコム

対応医療機関6,380件※1
★アニコムが対応可能な動物病院を調べたい方はこちらから★
アニコムペット保険のデメリットは高い保険料!口コミ・評判付き ●アイペット

対応医療機関4,667件※1
★アイペットが対応可能な動物病院を調べたい方はこちらから★
アイペット保険の加入前に知っておきたいデメリットは?目的で選べる2プラン魅力!口コミ・評判付き ●ペット&ファミリー

対応医療機関312件※1※2
★ペット&ファミリーが対応可能な動物病院を調べたい方はこちらから★
ナンバーわんスリムのデメリットは免責の病気が多いこと?評判口コミ付【ペット&ファミリー保険】 ※1.2019年12月13日現在
※2.47都道府県中、13件(長野県、山梨県、和歌山県、鳥取県、岡山県、島根県、徳島県、高知県、大分県、宮城県、鹿児島県、佐賀県、沖縄県)は対応医療機関が2019年12月13日現在なし

3社で窓口精算対応可能なプランを知りたい!

3社の保険会社では、全てのプランが窓口精算を対応しているわけではありません。
【窓口精算に対応しているプラン】
アニコム:どうぶつ健保ふぁみりぃどうぶつ健保しにあ
アイペット:うちの子
ペット&ファミリー:げんきナンバーわん
ペット&ファミリーの『げんきナンバーわん』は、インターネットからの保険契約の申し込みができません。そのため、電話か資料請求フォームからの手続きとなりますので、ご注意ください。
また、上記3社以外のペット保険を販売する保険会社は全て『後日精算』となります。

実際、ペット保険で窓口精算ってどうなの?やっぱり便利?それとも…


窓口精算は、ペットを飼う飼い主にとって急な出費を抑えることができ、且つ、安心してペットの治療に専念ができることから、うれしい特典の1つであると言えるでしょう。
では実際、窓口精算を利用したことのある人にとって一体どんな存在なのでしょうか。
窓口精算を支持する人と、そうでない人のコメントをまとめてみました。

「やっぱり助かる!!」窓口精算にして良かった飼い主さんのコメント


窓口精算対応の保険会社の中で、圧倒的に対応医療機関が多いアニコム。万が一、かかりつけの動物病院がアニコムの保険が非対応であっても、LINEで簡単に請求することができるため、利便性に優れているようです。
どちらでも気軽に保険を使用できるのは、飼い主にとっても嬉しいですね。
ペット保険の請求の仕方を解説!後日精算の保険金請求がLINEでできる会社も?


後日精算だと、どうしても一旦は全額自費で払わなくてはいけなくなります。もしも100万円の診療費がかかってしまったら…殆どの方は一度に払うのは難しいでしょう。
その点、窓口精算なら少しでも支払額を減らすことができますので、飼い主に掛かる負担も軽減できますね。


窓口精算は、面倒な手続きが必要のないことも魅力の1つ。また請求忘れもなくなるのも良さの1つと言えそうですね。

「そんなに重要かな?」窓口精算に消極的な飼い主さんのコメント


窓口精算は、あくまでもかかりつけの動物病院が提携していれば問題ありませんが、そうでないと結局後日精算になってしまいます。また、窓口精算対応の保険会社はどうしても保険料が割高になりがち…これらのことから、保険内容を考え直す人も出てきているようです。


後日精算はどうしても手間がかかってしまいますが、その分保険料を抑えられる利点もあることから、保険会社を切り替えた人もいるようです。やはり毎月(年間)払う保険料が高いのは、家計に響きがち。少しでも保険料を抑えたい人は、ある程度妥協をする必要があるのかも知れません。


窓口精算は楽でよいけれど、月々の保険料が家計を圧迫してしまったようです。2匹のワンちゃんで月々8,000円。年間で96,000円を支払うと考えると、貯蓄した方がよいかもしれないと考えてしまう気持ちもわかります。

ペット保険の窓口精算精算は『便利で楽!』が最大のポイント!!


窓口精算は利便性が高く、手軽に保険を使えることから多くの人から好評を得ています。しかしながら、全ての動物病院が窓口精算に対応しているかと言えばそうではないですし、便利な分保険料が高い所がネックと言えます。
もしも窓口精算にするべきか、それとも後日精算のペット保険にするべきか悩んでいるようでしたら、まずはご自身のライフスタイルやお財布事情に合ったペット保険を選ぶことが大切と言えるでしょう。
今回説明した窓口精算と後日精算のメリットと注意点をよく確認しながら、ぜひ検討してみてくださいね。
★おさらい★

・保険金の受取方法は「窓口精算」と「後日精算」の2タイプ
・窓口精算は簡単に精算ができるが、対応病院でしか窓口精算ができない
・後日精算は全ての病院で対応しているが、請求に少し手間がかかる
・飼い主のライフスタイルや保険料に合った保険金の受取方法を選ぶことが大切
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表示内容は特別に記載のない限り2019年12月13日現在の内容です。

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