猫に保険は必要?賛成と反対それぞれの言い分と加入する際の注意点は?

皆さんが飼われている愛らしい猫ちゃん。いつまでも健康で長生きしてもらいたいですよね。皆さんはもしもに備えてペット保険に加入していますか?「必要ない」「今は大丈夫」と思っているあなた!その時になってからでは遅い場合がありますよ?!ではなぜ、ペット保険が必要なのか、ここで詳しくご紹介したいと思います。

猫にペット保険は必要か?

自宅でのんびりとくつろぐ愛猫を見ていると「特に病気やケガもなく、元気に過ごしているからペット保険は入らなくていいや」と思っていませんか?

また、周囲で猫を飼っている人もペット保険に加入していないと聞くと、ますます「必要ないのでは?」と思ってしまいますよね。

ペット保険に加入する重要性は理解していても、中々踏み切れない人・必要と感じていない人は

・病院に行くことがない
・保険料が高いから
・子猫のうちから入る必要はない

など、このような理由で加入をしていない人が多く見受けらえます。

しかし、もしも大切な愛猫が病気やケガをした場合どうしますか。

猫も私たち人間と同様、生き物であり体調を崩すこともあれば、ケガをすることだってあります。今では、人間と同じ生活習慣病を患う猫も少なくないのです。

大切な家族だからこそ、ペット保険の加入を検討する必要があるといえるのです。

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猫のペット保険、必要派と不必要派それぞれの言い分は?

猫のペット保険、必要派の口コミ

猫のペット保険、不必要派の口コミ

ペット保険は必要か?猫には社会保険や国民健康保険がない

もし愛猫が病気やケガをしたら動物病院に連れていくと思います。私たち人間であれば、保険証を提示して3割負担で診療を受けることができますが、猫には保険がありません。

そのため、人間の健康保険と同じように考えていると、診療後の請求に驚くことも少なくありません。

動物病院でかかる費用について

公益社団法人日本獣医師会で調査された「家庭飼育動物(犬・猫)の 診療料金実態調査及び飼育者意識調査」によると、ペットを飼っている人が動物病院にかける平均費用が1カ月で7,408円。1年で88,896円の計算になります。※2

では猫の場合、どうでしょうか。
猫を飼われている方が1ヶ月動物病院でかかる費用は以下の通りです。

※表は横にスクロールできます。

猫の年齢 1ヶ月の平均金額
0~6歳 6,779円
7~12歳 6,467円
13歳以上 7,991円
全体平均 6,997円

一見、1万円程度で収まるのであればペット保険に加入しなくても良いだろうと思ってしまいがちですが、全体平均金額を1年間で計算すると年間83,964円かかります。これは決して安い金額ではありません。

※2.参照:家庭飼育動物(犬・猫)の 診療料金実態調査及び飼育者意識調査 調査結果

Private: 猫エイズ(FIV)陽性!発症後の治療費は?ペット保険は使える?

治療費が高額になるケースも…

「1年間通うこともないし…」と思われた方もいるかも知れませんが、もしも愛猫が病気で手術をすることになったり、長期に渡る通院が必要になってしまったりしたらどうでしょうか。
先程の金額よりも高額になることも少なくありません。

例えば、高齢の猫による死因で最も多いとされる”腎不全”

この病気は腎臓が機能しなくなってしまった状態のことを指します。

腎不全の症状は体重が落ち、頻繫に水分を欲するようになります。そしてじわじわと進行するため飼い主さんが気付いた時には、重症になっているケースも少なくありません。

また、高齢の猫以外でも腎不全になることもあるため、油断大敵な病気といっても過言ではありません。

もしこの腎不全を患ってしまうと、動物病院での診療は検査はもちろんのこと、入院や手術が発生します。退院後は、通院を何度か繰り返すことになるでしょう。

そうすると、以下のような金額がかかる場合があります。

例【腎不全のため、入院・手術で4泊5日、その後の通院20日行った場合】
※表は横にスクロールできます。

入院・手術(4泊5日) 通院(20日)
治療別 93,900円 86,000円
治療費計 179,900円

引用元:au損保:猫ってどんな動物?

先述でお伝えした通り、猫には保険がありません。動物病院は自由診療にあたるため、各動物病院によって金額に差はありますが、数万~数十万円以上の治療費がかかる場合があります。

これらの金額を一括で支払えるのであれば、ペット保険は必要がないかもしれませんが、ほとんどの方はそれが難しいといえるのが現状です。

猫を始めとするペットの治療費は、自由診療で高額になりがちです。
だからこそ、愛する家族の治療費をカバーすることが可能なペット保険の存在は大きいのです。

以下の動画でも獣医師さんが腎臓病は高確率になること等を語っています。


もしかしたら、明日にも起きるかもしれない大きな出費…

「猫は犬に比べて病気をしにくい」
そんな話しがありますが、それは全くのウソ。猫だって病気やケガだってしますし、治療費も結構な金額がかかる場合があります。

では、猫のかかりやすい病気はどんな病気があるのでしょうか。アイペットの『ペットの傷病ランキング2018』によると以下のような結果となりました。

【総合傷病ランキング】
※表は横にスクロールできます。

順位 傷病名 平均診療費
1 下痢 9,700円
2 膀胱炎 13,600円
3 皮膚炎 8,700円
4 腎不全 33,500円
5 異物誤飲 75,600円
6 結膜炎 5,700円
7 腫瘍 65,600円
8 外耳炎 7,100円
9 嘔吐 17,400円
10 胃腸炎 20,000円

猫のかかりやすい病気で最も多いのが『下痢』です。私たち人間でもよく起きる身近な病気の1つかと思います。

猫の下痢で考えられる原因は「感染によるもの」「食事によるもの」「異物によるもの」「病気によるもの」「ストレスによるもの」と様々です。病気によるものであれば、大きな病気の前兆の1つ。下痢1つにおいても油断はできません。

平均治療費は1万以内ではありますが、決して安くはない金額。慢性的になるようであれば、それ以上の金額がかかる可能性もあります。

では、手術の場合はどうでしょうか。手術を伴った傷病ランキングを見てみましょう。

【手術ランキング:犬猫総合】
※表は横にスクロールできます。

順位 傷病名 平均診療費
1 腫瘍 99,900円
2 歯周病 64,500円
3 異物誤飲 128,300円
4 膝蓋骨脱臼 214,400円
5 骨折 202,000円
6 子宮蓄膿症 129,800円
7 尿石症 151,700円
8 椎間板ヘルニア 355,700円
9 前十字靭断裂 322,800円
10 白内障 414,800円
10 大腿骨頭壊死症 152,500円

手術ランキングは犬猫総合となりますが、私たち人間と同様『腫瘍』いわゆる“がん”が1位でした。

悪性腫瘍の場合は進行や転移するのも早いため、非常に治療が難しいと言われています。

そして上記ランキングの中で、最も高額な治療費がかかっているのが「白内障」です。白内障の主な原因は加齢によるものですが、若齢期でも起きることもあります。また根本的な治療方法は手術しかなく、高度な技術を必要とすることから専門機関での治療を行う場合が出てくるため、費用も高額になりがちです。

最後に各年齢別のかかりやすい病気を見てみましょう。

【総合傷病ランキング:猫・年齢別】
※表は横にスクロールできます。

順位 子猫(0歳) 成猫(1~6歳) 高齢猫(7歳以上)
1 下痢 膀胱炎 腎不全
2 結膜炎 皮膚炎 腫瘍
3 異物誤飲 下痢 膀胱炎
4 外耳炎 尿石症 糖尿病
5 猫カゼ 異物誤飲 皮膚炎

世代別でかかりやすい病気は多少異なりますが、どれも私たち人間でも起こりうる病気ばかりです。
どの病気も悪化すると、長期的通院や入院、もしくは手術をする恐れもあるため医療費もバカになりません。

「ペット保険に入らなくても大丈夫!」と安易な考えは、愛猫とそして自分自身を苦しめる結果となりうることを、よく認識しておく必要があるのではないでしょうか。

猫にペット保険は必要か?保険本来の意味・存在とは?!

さて、そもそも保険の意味・存在について考えてみましょう。
皆さんがペット保険を検討する際、ペットが亡くなるまでの損得で考えていませんか。

ペット保険の本来の意味は『予想だにしなかった突然の高額な医療費を、サポートしてくれる存在』なのです。つまり、損得ではなないのです。

愛するペットが生涯暮らしていく中で、もしかしたら病気やケガをしてしまうかもしれません。もしご自身に、十分な貯蓄があるのならペット保険は必要ないかもしれません。

しかし、多くの方は数十万円以上に治療費が発生した場合、直ぐに払えることは難しいかと思います。でも、家族だからこそ治療を諦めたくない人も多いはずです。

後悔をしないためにも『ペットをお迎えしたらペット保険に入る』それが1番ベストな考えなのではないでしょうか。

猫にペット保険は必要か?メリットとデメリット

ペット保険は、ペットの治療費を補うために加入する保険ですが、メリットとデメリットはあるのでしょうか。

ペット保険のメリット


①治療費をカバーしてくれる
万が一、高額な治療費を支払うことになってしまった場合、その高額の治療費に応じて保険金が支払われます。
そのため、経済的な負担を軽くすることができます。

保険会社によっては窓口清算が可能
基本的にペット保険は、後払い清算となるため一旦は全額支払うことになりますが、後から保険会社に請求することで保険金が支払われます。

しかし、一部のペット保険会社では病院の窓口で保険金の清算を行うことが可能です。そのため、手持ちのお金が足りない時でも動物病院で診療を受けることができます。

③気軽に動物病院を受診することができる
自由診療の動物病院に受診する時「一体いくらかかるのだろう…」と思いがちですが、ペット保険に加入していることで重々しく考えることが少なくなり、気持ち的に楽になります。そのおかげで愛するペットの治療に専念することができます。

ペット保険のデメリット

①ペット保険が適用されない病気がある
ペット保険は、全ての病気に対応しているわけではありません。多くのペット保険では、避妊手術や去勢手術、妊娠·出産等に関する入院·手術は病気として該当しないため、原則として補償の対象外となります。

また、下記のような場合も補償の対象外となるので注意が必要です。

・先天性異常の病気
・ワクチン接種等で予防できる病気を患ってしまった場合
・故意による病気やケガ
・予防や検査費用
・病気やケガにあたらないもの
など

②年齢につれて保険料が上がる
ペット保険の保険料は、年齢に連れて金額が割高になっていきます。そのため、高齢になっていくと、家計への負担がかかる場合があります。

③免責がある
保険会社の規定によって、一定の金額は自己負担であったり、全額自己負担になる場合があります。そのため、ペット保険に加入する場合は免責の内容もきちんと確認する必要があります。

ペット保険を選ぶ際のポイント

高額な治療費をカバーしてくれるペット保険。

大事な愛猫を守るためにも、加入することが大切だということがわかったかと思います。
しかし、ペット保険を取り扱っている保険会社は10社以上あることから「どれがいいかわからない!」となりがちです。

そんな時は、4つのポイントを抑えて自分と愛猫にあったペット保険を選びましょう!

【ペット保険選びにおける5つのポイント】
①補償内容を確認すること
通院・入院・手術において支払われる支払い限度額を確認しておきましょう。

②補償割合を確認すること
かかった治療費が何%補償されるのか確認をしておきましょう。保険会社によって100%の全額のものから、90%・80%・70%・50%と異なり、保険料が異なりますので気を付けてください。

③免責の内容を確認すること
保険会社からいくら補償がされ、どんな病気が支払い対象外なのかをきちんと確認をしておきましょう。

④新規加入時は、愛猫の年齢を確認しておくこと
各保険会社では、新規加入時の年齢制限を設けています。現在愛猫は何歳なのか、どの保険会社なら加入することが可能なのか確認が必要です。

特に10歳近くの猫の場合は、ペット保険の選択肢が大分狭まってしまいます。そのため、まだそこまで年齢が到達していない場合は、できるだけ早くペット保険の検討をすることをおすすめします。

⑤保険金の支払い方法を確認すること
各保険会社によって立替請求型と窓口割引型の2パターンに分けられています。どちらが自分に適しているか、またどの保険会社がどのような体系なのかを確認をしておくとよいでしょう。

猫のペット保険は必要か?急な出費に頭を抱えてしまう前に

家族の一員でもある猫。いつまでも健康で長生きしてもらいたいのは、飼い主であれば誰もが願うこと。
しかし、万が一病気やケガを患ってしまった場合、急な出費や負担がかかってしまうのも事実。
特に猫の場合、下痢や猫カゼを始め、年を追うごとに腎不全や腫瘍といった病気にもかかりやすくなってきます。また、年齢を重ねるにつれて年齢制限のため選べるペット保険の幅が狭まってくるため注意が必要で。

「どうしたらいいんだろう」「そんな高額な金額払えない…」と頭を抱えてしまう前に、もしもに備えてペット保険に加入をしておきましょう。
きっとあなたとペットにとって、万が一の救世主となってくれますよ。

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