ペット保険のメリットって?加入している飼い主さんの声から見たメリット&デメリット

ペット保険と聞いて「実際加入した所で自分やペットにとって果たして良いのだろうか?」と考えたことありませんか。

実際、どのようなサービスがあり、どれだけ補償されるのかを詳しく知っている人はごく僅かなのではないでしょうか。

そこで今回は、ペット保険のメリット&デメリットを実際加入している飼い主さんの声と合わせて解説していきたいと思います。

ペット保険には【メリット&デメリット】がある!!


なにかを決める時、それに対してのメリットやデメリットが気になるもの。

そこで、実際ペット保険に加入している飼い主さんの生の声を聞き、ペット保険に加入した上でのメリット&デメリットを聞いてみるとしましょう。

ペット保険に加入している人のリアルな声~メリット編~


「やっぱりペット保険に入っていて良かった!」そう思えた方は、どんな時にそう感じたのでしょうか。

ペット保険に入ってて良かった!その①「高額な治療費への備えができる」


この方は結果的にペットが大病ではなかったため、多額の治療費が発生せずに済みましたが、もしも大病と判断されたら数十万円の治療費がかかる恐れがあったようです。
そう考えると、突然の高額な治療は中々払えないですし、ペット保険に加入を検討すべきなのかなと思えますね。


ペット保険は、避妊去勢手術などの健康に施す処置に関しては補償対象外ですが、何らかの病気が原因で嘔吐を繰り返していたとしたら…それに対する高額な治療費が発生していたかも知れません。


毎日1万円が治療費に飛んでいくのは、家計に大打撃。仮に20日間通院が必要で、毎回1万円かかったとしたら合計20万円…
とても払い続けられる金額ではありません。

この方はペット保険に加入していたため、保険会社8割、ご自身が2割の金額で済むようです。しかし、もし加入していなかったらと思うと…溜息どころではないですね。


ペットの治療費は高額になりがち。1回の手術で数十万円以上かかることもあります。高額な治療費を払える余裕があれば、ペット保険に加入する必要はないかもしれませんが、そうでない場合は、万が一に備えてのペット保険は必要と言えるでしょう。

ペット保険に入ってて良かった!その②「ちょっとしたことでも気軽に通える」


生涯健康であれば越したことはないですが、いつ病気やケガを患うかは誰にもわからないもの。
動物病院は自由診療のため、治療費は高額になりがち。毎回数万円以上の治療費が発生していたら気軽に通えませんよね。
でもペット保険に加入していれば、加入した保険の補償割合分はカバーされるから、気軽に通うことができますね。


SBIプリズム少短(旧:日本アニマル倶楽部)によると、犬猫などのペットの治療費の平均金額は以下の通り。

1回あたりの通院費用が5,948円。約6,000円ちかい治療費がかかります。
もしも通院が必要な病気やケガを患った場合、頻繁に通うことが予想されるため高額になりがち…例えば週1回を約1ヶ月通院することになれば、合計23,792円の治療費がかかってきます。

2万以上の治療費がかかってくるのは、家計にとって辛いもの…でもペット保険に加入していれば、治療費を全額飼い主さんが負担するという心理的負担が軽減されるのはもちろんのこと、動物病院にペットを連れて行きやすくなります。
ちょっとしたことでも動物病院に連れて行ける気軽さがあれば、ペットの病気やケガの早期発見・早期治療にも繋がりますし、総合的にも飼い主にとって負担が軽減されるのではないでしょうか。


ペット保険には、公的な健康保険制度がありません。
そのため、動物病院にかかる治療費は全て100%自己負担しなくてはいけません。1~2回の治療で完治すればそれに越したことはありませんが、治療が長引いたり高度な医療を受けたりする必要が出てくることもあります。
ペット保険に加入していれば、治療費を飼い主さんが全額負担することはなくなりますし、心身的負担や経済的負担も軽減されます。そして気兼ねなく動物病院に通えることで、早期発見・早期治療にも繋げることができるメリットがあるのです。

ペット保険に入ってて良かった!その③「治療の幅が広がる」


この方がいうように、日本国内におけるペット保険の推定加入率は10%も満たないそうです。※1
またペットも人間と同様に近年高齢化が進み、犬の平均寿命は14.29歳、猫の平均寿命は15.32歳と伸びているという調査結果が出ています。※2

私たち人間もそうですが、年を取るにつれて免疫力が低下するため、ちょっとしたことで病気やケガを患いがち。もし大きな病気やケガをしてしまった場合、その治療を受けるために高額な治療費がかかってきてしまいます。

しかし、金銭的に治療を受けることができず諦めざるを得ないと、ペットの延命治療を泣く泣く諦める人が出てくるのも現状です。

もし以前からペット保険に加入していれば、大きな病気にかかったとしても費用を気にすることなく治療に挑むことができますし、色々な治療法を探しながら1番ベストなものを選ぶことができます。
ペット保険は、ただ単に金銭的負担を軽減するだけではなく、治療の幅までも広げることができるメリットがあるのです。
※1.引用:東洋経済/「ペット専用」保険、今更聞けない基本中の基本
※2.引用:一般社団ペットフード協会「平成30年(2018年)全国犬猫飼育実態調査結果」


現在、ペットの治療は投薬や手術といった方法を取り入れる西洋医学以外に、体の不調を内側から根本的に治す東洋医学の治療法も確立されています。
東洋医学では基本、鍼や灸を用いて治療を行うのですが、体に負担がかかりにくいメリットも持ち合わせていることから、高齢のペットに対しての治療を施すこともあるそうです。
ただし、色々な治療法を取り入れるにはそれだけ治療費がかかるもの。また、どの治療法がペットにとってベストなのか知るには実際試してみないとわかりません。しかし、治療費貧乏になってしまっては元も子もありませんよね。
この時、前もってペット保険に加入していれば、治療費で家計が圧迫することがなければ、色々な治療法を試すチャンスが広まります。そしてペットの寿命が延びれば、それだけでわが子と一緒に過ごせる時間も長くなるメリットがあるのです。
だからこそ、ペット保険を検討するのはとても大事なことだと言うことがわかりますね。

ペット保険に入ってて良かった!その④「特約によっては賠償も付帯できる」


なかには「うちの子おとなしいから」「噛まないから」と言って公園や公道などで放し飼いにして歩いている飼い主さんが稀にいらっしゃいますが、そんなことは100%ありません。
何かの拍子で興奮して知らない人を追いかけたり、攻撃的になったりする恐れがあるからです。
万が一、愛犬が公園で遊んでいる小さなお子さんに噛みつき、何針も縫う重傷を負わせたらどうでしょう。
噛んだお子さんの顔に傷が付き痕になったとしたら…また噛まれた傷口から感染症を患ったりでもしたら…「ごめんなさい」どころでは済まされません。
治療費や慰謝料などを含め、数十万円以上の金額がかかってくることがあります。
ペットがする行動は全て飼い主の責任です。だからこそ、万が一に備えてペット保険に加入し、それと合わせて賠償責任特約を付けるべきと言えるでしょう。


賠償責任特約ってなに?
ペット保険の付帯としてある『賠償責任特約』とは、万が一ペットが他人にケガをさせたり、他人のものを壊したりした際に補償される特約のことを指します。

おすすめ記事:ペット保険の「特約」各社まとめ。人気の賠償責任特約、実は必要ないかも?


この方は、万が一に備えてペット賠償(賠償責任特約)があるものを選んだようです。
どんなにペットが大人しくて良い子であったとしても、いつ・何が起こるかわからないもの。特に実家に預けている間、他人をケガさせたり他人のものを壊したりでもしたら、大変ですから、加入しておくのが安心と言えるでしょう。


ペット保険会社によって、賠償責任特約を付帯できるサービスが付いています。決して「うちの子は大丈夫」と過信せず、どんなリスクにも対応できるように賠償責任特約を付けておくと安心と言えそうです。

ペット保険に加入している人のリアルな声~デメリット編~


先述では、ペット保険のメリットを4つご紹介しました。しかし、ペット保険もよいことばかりではなさそうです。良い面もあれば悪い面もある「一長一短」でなのです。
では、ペット保険のデメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

ペット保険の加入は考えなおすべき!?その①「補償内容・限度額によっては保険料が割高に…」


犬や猫は、高齢になると急激に治療費がかかる傾向があると言われています。その理由は、加齢によって体が変化するから。
私たち人も年齢と共に体型が変化し、脂肪が付きやすい体になりますよね。それは基礎代謝量が減少していくためで、今までと同じ生活をしていても消費カロリーが少なくなってくるのです。
また、加齢により筋肉力の低下や骨密度や骨量の低下、循環器や神経感覚の機能が変化することで、病気やケガを発症しやすくなります。
これらのことから、病気やケガのリスクが上がるため高齢(シニア)のペットに対する保険料が高くなってしまうのです。


この方も年齢と共に上がる保険料に悩まされているようです。
多くの保険会社は年齢によって保険料が上がりますが、中には年齢が上がっても一定の保険料で続けることができる場合もあります。
また、ご自身の生活スタイルやペットの健康状態を見た上で、補償内容の見直しをしていけばもしかしたら今よりも安い保険料で済むかもしれませんよ。


ペット保険は毎月(毎年)保険料を払う必要があります。ペットが0歳の頃はどの保険会社も割安で加入ができますが、年齢が上がるにつれ保険料が上がる傾向が…特に7歳以降のシニア期になると、保険料が年間数万円することも。
中には「高い」「1回も使ったことないし…」と解約する人もいますが、年齢と共に病気やケガのリスクは高まりますので、現在加入中のペット保険に不満や不安があるようであれば、毎年更新をする段階で見直してみると良いかもしれません。

ペット保険の加入は考えなおすべき!?その②「保険で補償されない病気・治療がある」


ペット保険をあまり知らない人は、加入をすれば全て補償されると思うかもしれませんが、この方が言うように、ペット保険に加入をしていても補償がされない事由があります。
例えば、生まれつきの病気や予防できる病気、妊娠・出産や健康診断などの検査費用は補償対象外です。また、歯科治療を補償対象外としている保険会社もあります。これらは各保険会社によって補償対象の有無は異なりますが、いくつか制限があるため注意が必要です。


ペット保険を検討する際、どうしても保険料や補償内容の手厚さに目がいきがちですが、実はペット保険には保険金がおりない補償対象外の病気やケガが複数散見されます。
「知らなかった」とならないようにするためにも、契約前に必ず確認をしておきましょう。

ペット保険の加入は考えなおすべき!?その③「既往症があると加入できないもしくは補償の範囲が限定されてしまう?」

ペット保険(月500円くらい)に入れば医療費も年1の予防接種(15000円)くらい。
ただ既往症があって免責が付く(うちの子みたいな)子は保険加入しても全くおりないので、加入せずに保険料分を積み立てる方が良かったです。#猫のいる暮らし

— saku (@lineswe03) November 19, 2018


既往症(きおうしょう)とは「現在治っているが、以前かかったことのある病気」を指します。
ペット保険は、既往症であっても条件を付ければ加入ができる「特定傷病除外特約」というものがあります。これは、既往症に当てはまる病気やケガに関しては補償しないという条件です。
この方の場合、補償されないことが多いため「ペット保険に入っていても補償されないし…」と、かなり後悔しているようです。確かにほとんど補償されないのであれば、入っていても意味がないって思ってしまいますよね。
ペットを飼う人の中には「ペット保険は、ペットが病気になってから考えればいいや」と安易に考えていらっしゃる方もいます。しかし、ペット保険は病気やケガになってから加入することはできません。
後々になって「入っておけば…」となる前に、若い内から加入することを検討する必要があると言えます。


ペット保険に加入できるのは「原則健康体であること」が条件です。もしも加入前に病気やケガをしていた場合、基本は加入することができませんが、特定傷病除外特約によって制限を設けた上で加入することはできます。
しかし、既に発症している・していた病気やケガに関しては補償されませんので、注意が必要です。
各社の約款(やっかん)や重要事項説明書をよく確認した上で、ペット保険を検討することが必要と言えるでしょう。

おすすめ記事①:ペット保険、病気でも入れる!?持病有での加入時、気を付けるべき落とし穴
おすすめ記事②:ペット保険の告知義務とは?嘘を付くとペナルティや保険に加入ができない恐れも!

まとめ|ペット保険に加入する上で大切なこと!それは…メリット&デメリットをきちんと知った上で保険会社を比較することが大切!!


今回は、ペット保険のメリット&デメリットについてお伝えしました。では改めてメリット&デメリットをおさらいしておきましょう。

―メリット―

  • 高額治療に備えることができる
  • 気兼ねなく動物病院に通える
  • 治療の選択肢が増える
  • 特約を付帯することで医療保障だけでなく、損害賠償も補償される

―デメリット―

  • 補償内容や限度額、年齢によっては保険料が割高になる傾向がある
  • 全ての治療や検査などが補償されるわけではない。
  • 生まれつきの病気や既往症は補償されない。

ペット保険は選び方1つで保険料が高くついたり、受けられる補償に制限がかかったりする場合があります。
ご自身の生活スタイルやペットの健康状態によってベストな保険は異なりますので、きちんと各社の保険を比較した上でペット保険を加入するか・しないかを検討すると良いでしょう。
ぜひ、今回の内容を参考にしてみてくださいね。

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表示内容は特別に記載のない限り2019年11月28日現在の内容です。

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