ペット保険を解約する前に気を付けるべき注意点とは?見直しと乗り換え術についても徹底解説!

現在契約中のペット保険。
「解約したい」
「他社に乗り換えたい」
「愛する愛犬・愛猫が天国に旅立ったから止めたい」
など、様々な理由で現在のペット保険を解約しようとお考えの方がいるかと思います。

しかし、解約をするのはそう簡単にはできず、予め確認しておく必要事項があるってご存知でしたか?
きちんと内容を確認しておかないと、あとでトラブルを招く原因になってしまうかも…
また「保険料が高いから…」と言う理由で解約希望の方は、もしかしたら今よりもより良い保険があるのかも知れませんよ?
ここでは、ペット保険の解約方法から見直し方まで詳しくご説明していきたいと思います。

「ペット保険を解約したい!」どうすれば解約できる?


「ペット保険に加入していたけど、やっぱり止めたい」
そう思っている方もいるかと思います。
しかし、実際の所電話1本で簡単に解約ってできるものなのでしょうか。

「博士ぇ~!!」

「おっ、あの声はあいちゃんじゃな。どうしたんじゃぁ?」
「はぁはぁ…ダッシュしたら疲れたぁ!!ちょっと聞いてくださいよぉ。猫を飼っている友達がペット保険を止めようかなぁって言っているんですよ。」

「ほぉ、またどうしてじゃ?」
「今友達の猫は8歳なんですけど、特に今まで大きな病気やケガもしたことないし、月々の保険料が無駄だなぁって感じたみたいで…でもどうやって解約すればいいのかわからないみたいなんです。」

「ペット保険に加入した人が思うあるあるじゃのぉ。では、まずは解約手続きについて説明するとしようかのぉ。」

ペット保険の解約手続きは?電話1本じゃできない!?更新のタイミングでそのまま止められないの?!

解約は書面手続きが必要?

「ペット保険の解約って電話1本で出来るものじゃないんですか?」

「それができなんじゃ。多くのペット保険会社では、書面での手続きが必要になってくるため、問い合わせ窓口に連絡して書面請求をしなくてはいけないんじゃ。」
「その連絡は誰がしても問題ないんですか?」

「ペット保険を契約した本人から連絡しなくてはダメじゃ。また、解約書類が保険会社に到着したら、解約の撤回はできないから注意が必要じゃ!」

契約者本人から解約の申請をしないと、自動更新で継続になる!?

「ペット保険って確か1年契約ですよね?それなら、1年経ったらそのまま解約にならないんですか?」

「携帯電話の解約と同じで、ペット保険は1年ごとの自動更新が基本じゃ。そのため、契約者本人から解約の申請をしないと解約はできんぞ?」
「携帯電話と同じかぁ。それは分かりやすい例えですね、博士♪」

愛するペットが天国へ…ペット保険を解約する際は死亡証明が必要なことも

「博士、もし大事なペットが亡くなった場合、ペット保険の解約はどうすればいいんですか?」

「ペットが亡くなった際は解約と言わず、失効手続きを取ると言うんじゃが、必要な書類は以下のいずれかになるぞ。」
  • 死亡診断書
  • 火葬証明書(火葬領収書)
  • 納骨証明書
  • 埋葬時の領収書

など

「また動物病院や火葬業者から証明書を貰い、その写しを提出する場合もあるぞ。」
「亡くなったという証明が必要になるんですね。」

「そうなんじゃ。じゃから、ペットが亡くなった場合直ぐに保険会社に連絡する必要があるぞ。そうしないと、いつまで経っても保険料を支払い続けなくてはいけなくなるからのぉ。」
「この場合、自己都合の解約ではなくて失効じゃないですか?月の途中で失効した場合、保険料は日割り計算になるんですか?」

「その通りじゃ。失効されるまでの期間は保険会社によって異なるが、一般的に保険料は日割り計算となるぞ。」

払い過ぎた保険料は戻ってくるもの?各社によって解約日の決め方は違うって本当?!

月払では返還されないが、年払の場合は保険料が返還される

「博士、失効した際は保険料が日割り計算で戻ってくると言ってましたけど、通常の解約の場合は戻ってくるんですか?」

「月払での支払いの場合、保険料の返還はほぼないが、年払での支払いの場合は返還されるぞ!例えばアイペットの場合を見てみよう。」

引用:アイペット:ご契約のしおり

「1年分保険料を支払っている場合、既経過期間に対して短期料率によって計算された保険料を指しい引いた金額を解約完了後に返還されるんじゃよ。」
「そうなんですね!」

「ただし、既経過期間は『月単位の期間のこと』じゃ!また、返戻率も期間によって変わるし、日割り計算ではないから気を付けるんじゃぞ!」

解約日の決め方は保険会社によって異なる?!各保険会社の契約内容確認しよう!!

「解約する際、どのタイミングで解約が決定されるんですか?」

「各保険会社によって異なるが、例えばアイペットの場合はこうじゃ。」

引用:アイペット:ご契約のしおり

「まず解約日の決定は、保険会社に書類が到着した日の次に到来する始期応当日の前日となるんじゃ。」
「始期応当時の前日…?」

「始期応当日とは、契約後の保険期間中に迎える毎月の補償開始日に同等する日のことじゃ。」

「例1を見てみると補償開始日が1月1日じゃから、始期応当日は1日になるんじゃよ。」
「そうなると、例1の場合は月末(30日or31日)になるってことね!」

「正解じゃ!アイペットの場合、解約する際は自身の補償開始日を確認しておくことが大事じゃな。」
「もちろん、これはアイペットの場合だからそれ以外の保険会社に加入している場合は、各保険会社の契約内容をきちんと確認する必要がありますね!」

本当にペット保険を解約しても大丈夫?まずは保険の見直しをしてみよう!!


「ペット保険の解約の仕組みはなんとなくわかったけど、解約した後に病気やケガになったら大変ですよね…ましてや友達の猫は高齢だから色々と心配で…」

「そうじゃね。ペット保険はもしもに備えて加入するもの。特にペットの治療費は高額になりがちじゃ。高額な治療費を払える金銭的余裕があれば別じゃが…」
「病気やケガにとっては数十万円以上することもあるし、場合によっては100万円以上かかりますもんね。私の友達、給料日前はカップヌードル生活だからまずそんなお金はないだろうし…」

「そのお友達は確か、高齢の愛猫は健康じゃし、月々の保険料が勿体ないと考えているんだったかのぉ?」
「そうです。確かに万が一は心配だと言ってましたど、月々の保険料がだんだん高くなっているなぁと思っているみたいで…」

「なら、そのお友達にはこう提案してみてはどうかの?」

今よりも、もっと安い保険料のペット保険があるかも!?補償内容の見直しや、保険料が一律のものを選ぶことで長く加入し続ける可能性大!

「ペット保険を解約しようと検討している人の大半は、年々上がる保険料が悩みの種じゃ。じゃから、まずは保険の見直しが重要なんじゃ。」
「博士、その話詳しく教えてください!」

「あいちゃんの友達は保険料が年々上がるのが悩みの種と言っておったのぉ。そしたらこんなペット保険があるって知っておるか聞いてみるんじゃ。」
  • 年間の保険料が一定のペット保険
  • 12歳以降の保険料が上がらないペット保険
  • 高額な治療費がかかる手術のみに特化したペット保険
  • 頻繫に通う通院に対する補償が充実したペット保険

など

「ペット保険には様々なプランがあるということ、一部の補償に特化(限定)したものがあるってことですね。」

「そうじゃ、そうじゃ。上記のようなペット保険で検討し直そうと思えれば、下記の記事を参考にしてみても良いし、各保険会社のホームページを見てみると良いかもしれんのぉ。」

「ただし、保険の乗り換えをすると新規扱いとなるため、保険始期日から一定期間中は保険金が支払われない『待期期間』が設けられていることがあるから、注意するんじゃ!」
「あ!待期期間ってありましたね!確か。保険会社によって期間は異なりますけど、1ヶ月近く待期期間があるとちょっと困りますよね。何かいい対策はないんですかね?」

「おっ、いいところに気が付いたのぉ。その場合はちょっと保険料は重複してしまうが、解約予定の保険には一旦まだ入っておいて、新しく加入した保険の待期期間が修了と同時に解約すれば、補償されない期間はなくなるぞ!」
「そんな裏技があるんですね!!早速、友達に今日聞いたことを話してみようと思います!!」

「うむ、そうじゃな。お友達に宜しく伝えておくれ。」
「はいっ!!博士、ありがとうございます!!」

 

例えば「アニコム」と「アイペット」で比べると?

例えば、大手ペット保険会社である「アニコム」と「アイペット」で比べてみましょう。どちらも治療費の窓口精算が可能であり、人気の高いペット保険といえます。
さらに補償内容も似ているのですが、実は保険料に大きな差があるのです。
小型犬のチワワの0〜7歳※1までの保険料を見てみると、50%補償では年間の差額が120,360円、70%補償では年間の差額が44,540円も違います。
この結果には「ペット保険なんて、どこも同じようなものでしょ?」と思っていた飼い主さんも驚いたはずです。
2社を比べただけでもこれだけの差が出るのですから、ペット保険の見直しは定期的に行った方がよさそうですね…。
 ※1 アイペットが公開している保険料が7歳までの為、0歳~7歳を比較しました。比較の際には自身の愛犬猫の年齢を考慮してご検討下さい。

ペット保険は解約ではなく「乗り換え」がおすすめ

ペット保険の保険料の高さから、解約してしまおうと思っている飼い主さんもいるかもしれません。
しかし、ペット保険の解約を即決するのはちょっと待って!
解約してしまった後にペットがケガをしたり、病気になってしまったりする可能性もあるんです…。 
そうは言っても、今後使うかどうか分からない保険に毎月けっして安いとは言えない保険料を払い続けたくはないのは当然です。
そこで、加入し続けても家計への負担が少なく、これまで加入していた保険に比べて補償内容が大きく見劣りしない保険に乗り換えることをおすすめします!

乗り換えの際の注意点2つ

ここからは、ペット保険を乗り換える際の注意点を2つご紹介します。言うまでもありませんが、乗り換えであっても新規であっても事前に補償内容はしっかり確認しましょう!

 

加入可能年齢・継続可能年齢に注意!

人間の保険と同様に、ペットも高齢になると加入できない保険が出てきます。
 
多くのペット保険は加入可能年齢のボーダーを8歳前後に設定しています。加入していたペット保険を解約したものの、入れる保険がないという事態に陥らないように注意しましょう。
以下に大手ペット保険12社の加入可能年齢をまとめたので、乗り換えの際の参考にしてください。 

※表は横にスクロールできます。

会社名 加入可能年齢
au 生後30日~10歳11ヵ月まで
FPC 8歳11ヶ月まで
PS保険 満9歳未満
SBI 生後2ヵ月~11歳11ヵ月まで
アイペット 12歳11ヶ月まで
アクサ 8歳まで
アニコム 7歳11ヶ月まで
アニマル俱楽部 満9歳未満
イーペット 満10歳まで
ペッツベスト 12歳11ヶ月まで
ペット&ファミリー 7歳11ヶ月まで
楽天 10歳11ヶ月まで

※他にも新規加入の場合、獣医師の診断書が新たに必要となる場合があります。また、診断結果によって病気等が発覚し、加入できなくなるケースもあります。
また、ペット保険を乗り換える際は、継続可能年齢も確認しておきましょう。何歳まで継続できるかを必ずチェックし、迷った場合は一生涯入り続けられる終身継続タイプのペット保険がおすすめです。

※表は横にスクロールできます。

会社名 更新可能年齢
au 終身まで更新可能
FPC 終身まで更新可能
PS保険 終身まで更新可能
SBI 終身まで更新可能
アイペット 終身まで更新可能
アクサ 終身まで更新可能
アニコム 終身まで更新可能
アニマル俱楽部 終身まで更新可能
イーペット 終身まで更新可能
ペッツベスト 終身まで更新可能
ペット&ファミリー 終身まで更新可能
楽天 20歳11ヶ月まで

 

待機期間に注意!

待機期間とは、ペット保険の新規加入後に保険が適用されない期間のことです。待機期間は潜伏期間のある傷病にペット保険加入前からかかっていたかどうかを見極めるために、保険会社によって設けられています。
保険会社の中には90日以上の待機期間を設けている会社もあるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。

 
※表は横にスクロールできます。

会社名 待機期間
au 保険開始日から30日は待機期間としていて、病気による治療費は支払われない。ケガによる治療費は、保険開始日から補償の対象となる。
FPC 待機期間はなし
PS保険 待機期間はなし
SBI 病気は責任回開始日から1ヶ月間の待機期間あり
アイペット 待機期間はなし
アクサ 新規加入の場合、病気に関しては、保険始期日から30日間の待機期間がある。ガンの場合は待機期間120日間。
アニコム 保険契約の始期日(補償開始日)から30日間は待機期間となり、病気に関しては31日目以降が保険の対象。ケガは待機期間がなく、始期日より保険の対象となる。
アニマル倶楽部 ガンの場合は責任開始から45日間の待機期間後、46日目から保障を開始する。
イーペット 保険契約始期日から15日間は待機期間となり、待機期間中の病気に関しては補償の対象外となる。ただし、待機期間中のケガに関しては補償の対象となる。
ペッツベスト 保険開始後、けがの場合は始期日より補償を開始。病気の場合は、始期日より14日間の待機期間がある。
ペット&ファミリー ケガの場合、保険期間の初日から15日、病気(ガンを除く)の場合、保険期間の初日から30日、ガンの場合、保険期間の初日から90日間は待機期間として設定されている。
楽天 責任開始日から30日間は病気(ガン以外)に対する補償は対象外、責任開始日から60日間はガンに対する補償は対象外、ケガは責任開始日より補償の対象となる。

まとめ|ペット保険の解約は書面手続きが必要!ペット保険を解約する前に一度、ペット保険を見直ししてみては?

今回は、ペット保険の解約について詳しくご紹介しました。
多くの保険会社の場合、解約はまずは電話から。その後、必要書類を明記の上発送し、保険会社に書類が到着した日の次に到来する始期応当日の前日にやっと解約ができるようになります。
後半少しややこしくなるため、必ず解約前にご自身の契約開始日を確認をすることをおすすめします。
またペットの年齢が上がると同時に「保険料が高いな…」と思い、解約を検討している方は、他社のペット保険に目を向けてみるとよいでしょう。もしかしたら、今よりもご自身にベストなペット保険が見つかるかもしれませんよ。
 
ペット保険の乗り換え先を選ぶときのポイント2つ
ポイント1:年齢を重ねても保険料は安いけれど、補償が手厚い
ポイント2:終身継続が可能
ペット保険の乗り換え先を選ぶときの注意点2つ
注意点1:加入可能年齢・継続可能年齢を確認する
注意点2:加入後に保険が適用されない「待機期間」を確認する
ペットに万が一のことが起こった場合の備えとして、加入しておきたいペット保険。長く加入し続けても負担になりにくく、いざという時にきちんと備えられるペット保険に乗り換えてはいかがでしょうか?

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表示内容は特別に記載のない限り2019年10月17日現在の内容です。
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