このページではau損保のペット保険を詳しく解説します。au損保が気になっているという方は、ぜひ一読してみてください。重要な項目から見落としがちな注意点まで詳しく説明しているので、ペット保険探しの助けになると思います。

au損保は「通院ありタイプ」と「通院なしタイプ」の2種類のペット保険を販売しており、生後30日~満11歳未満のペットの犬・猫が新規で加入することができます。

au損保のペット保険は、大半のペット保険と違い「更新手続きが必要」という注意点があります。他にも加入前に押さえるべきポイントがいくつかあるので確認しておきましょう!

補償内容:日額・回数制限なし

名前の通り「通院ありタイプ」は通院・入院・手術を補償する「フルカバー型」、「通院なしタイプ」は手術・入院を補償する「手術・入院特化型」です。いずれも「1日いくらまで」や「年間何回まで」のような制限はなく、年間の補償限度額のみ設定されています。

補償割合70%50%
年間の補償限度額入院・手術70万円50万円
通院28万円20万円
補償割合70%50%
年間の補償限度額入院・手術70万円50万円

アイペットや楽天の場合、「手術・入院特化型」は「フルカバー型」より手術補償が手厚くなっているのですが、au損保では同じです。「通院ありプラン(フルカバー型)」から通院補償を取り除いたのが「通院なしプラン(手術・入院特化型)」になります。

※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

補償に関連していくつか注意点があります。

自動更新ではない!

ペット保険は保険期間が1年間ですが、大半のペット保険は原則自動継続・更新が可能となっています。

しかしau損保のペット保険は自動更新ではありません。
「満期日の30日前から満期日当日まで」に、自分で更新手続きを行う必要があるのです。

メールとはがきによってリマインドが来るようですが、忘れないように気を付けておく必要はあるでしょう。
詳しくは以下のページをご覧ください。
ご契約手続きについて

年間の補償限度額に達すると失効する

年間の補償限度額に保険金額が達したとしても、保険を更新すればリセットされ、再びゼロから補償を受けられると思い込んでいる方も多いのではないでしょうか?
確かに、多くのペット保険はその仕組みでできています。
しかし、au損保は入院・手術の年間の補償限度額に達したら保険契約が失効するので注意が必要です。

〇失効→保険契約が保険期間の中途で効力を失うこと。

要するにその時点で保険契約は終わり、ということです。一度失効すると改めてペット保険に入り直すことは難しくなりますので、もし限度額に達しそうになったらご自身で保険請求を調整する必要が出てくる思います。

※詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

待機期間がある

au損保のペット保険には待機期間があります。

〇待機期間→初年度契約の保険始期日から一定期間中、保険金が支払われない期間

待機期間病気30日

初年度契約から30日間だけなので気にしすぎるのはどうかと思いますが、いつ何が起こるかは分かりませんからあらかじめ納得しておく必要があります。
なお、待機期間中に発症した病気は、待機期間が終わっても補償されないので、その点にも注意しておきましょう。

※詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

歯科治療は補償対象外

次は補償対象外項目を見ていきます。見落としがちですが、非常に重要なポイントなので必ず確認するようにしましょう。
以下で、会社によっては補償対象外と定められていることもある主な病気やケガに関して、au損保で補償対象外となっているかどうかを表にしました。大手のアニコムをベンチマークとして比較しています。

病気やケガau損保アニコム
睫毛乱生××
涙やけ×
歯科治療(注1)×
猫エイズ×
膝蓋骨脱臼
先天性疾患(注2)
股関節形成不全症
レッグペルテス
てんかん
チェリーアイ
気管虚脱
椎間板ヘルニア
鍼灸治療
時間外診療××
減感作療法×

(注1)不正咬合、歯列矯正など病気・ケガにあたらないもの、治療に該当しないものは含まない。
(注2)保険期間が始まった後に発見された先天性疾患。

【上表の前提条件】
・ここでの補償対象外とは、重要事項説明書や約款で「保険金をお支払いできない主な場合」などとして記載のある病気やケガのことを指します。
・重要事項説明書や約款で補償対象外として記載のある病気やケガが「×」、記載のないものは「ー」で表示しています。実際の保険金支払いについては、保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となりますので、「ー」でも補償されない場合があります。

【注意事項など】
※表は補償対象外となる全ての病気・ケガを記したものではありません。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※実際の保険金の支払いについては、「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。

※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。

au損保重要事項説明書
アニコム「どうぶつ健保ふぁみりぃ」重要事項説明書

au損保の補償対象外項目は、特別多いというほどではないですが、歯科治療が補償対象外であることは注意してください。3歳以上の猫の70%、犬の80%以上が、何らかの歯周病を患っているとされていますし、「アニコム家庭どうぶつ白書2019」によれば、歯周病/歯肉炎は犬・猫ともに手術理由1位です。

これらを踏まえると、当サイトは歯科治療はあった方が良いと考えています。この点は慎重に検討するようにしてください。

順位傷病名
1歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するものを含む)
2その他の皮膚の腫瘍
3消化管内異物/誤飲
4乳腺腫瘍/乳腺腫瘤
5膝蓋骨(亜)脱臼
6子宮蓄膿症
7全身性の腫瘍
8外傷(挫傷/擦過傷/打撲)
9歯根腫瘍/根尖腫瘍
10骨折(前肢)
順位傷病名
1歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するものを含む)
2消化管内異物/誤飲
3その他の皮膚の腫瘍
4膀胱結石
5全身性の腫瘍
6外傷
(挫傷/擦過傷/打撲)
7嘔吐/下痢/血便(原因未定)
8乳腺腫瘍/乳腺腫瘤
9骨折(後肢)
10子宮蓄膿症

アニコム家庭どうぶつ白書2019」より引用

高齢時の保険料に注意

au損保の保険料は高齢時に高額になるので注意が必要です。
高齢になった時に「乗り換えよう」と思っても、困難なケースが多いので加入前に確認しておきましょう。

各プランそれぞれ例として、

「トイプードル(犬A)、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」
「猫、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」

という2つの条件で保険料を算出しました。

トイプードル(犬A)
0歳27,07023,550
1歳25,36022,850
2歳23,66022,170
3歳26,93024,480
4歳30,20026,820
5歳33,46029,140
6歳42,19033,060
7歳50,88036,980
8歳59,60040,890
9歳68,58048,500
10歳77,56056,120
11歳88,13064,190
12歳101,11074,630
13歳116,23087,110
14歳133,800102,050
15歳154,250120,000
合計※1,059,010812,540

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

トイプードル(犬A)
0歳13,53011,930
1歳12,58011,560
2歳11,64011,210
3歳13,16012,270
4歳14,68013,350
5歳16,19014,420
6歳20,80017,000
7歳25,38019,580
8歳29,98022,160
9歳34,14026,860
10歳38,30031,560
11歳43,38036,720
12歳49,63043,620
13歳56,95052,060
14歳65,50062,400
15歳75,51075,110
合計※521,350461,810

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

au損保保険料表

【上表の保険料の前提条件】
・保険料表に基づいて作成。
・「トイプードル(犬A)、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。
・「猫、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。

【注意事項等】
※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

au損保重要事項説明書

付帯サービスなど

au損保には以下の付帯サービスなどがあります。

かかりつけ獣医師ダイヤル

ペット専門の獣医師が24時間365日、利用料無料で対応してくれます。

ペットとの日常を記録する無料アプリ「ペットの家」

ペットの基本情報や動物病院での治療記録、ペットとの出来事を残しておくことができ、健康診断や投薬時に役立ちます。(アプリは保険の契約がなくてもダウンロード可)

auかんたん決済が対応

“auかんたん決済とは、au IDを持っている方で月々のau料金(携帯電話代など)と合算して支払う方法です。
お金の管理もしやすくなると思います。

※詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

まとめ:歯科治療対象外と保険料に注意

日額・回数制限がないタイプなので、補償そのものは手厚いと思います。
しかし、以下のような注意点もありました。

・年間の補償限度額に達すると失効
・自動更新ではない
・歯科治療が補償対象外
・特に高齢時の保険料が高い

特に歯科治療が補償対象外であることは慎重に検討するべきだと思います。

ぜひ参考にして、ペット保険選びに役立ててください!

表示内容は特別に記載のない限り2021年5月11日現在の内容です。