このページではペット&ファミリーのペット保険についてみていきます。

ペット&ファミリーは「げんきナンバーわん」「げんきナンバーわんスリム」という2つのプランを販売しています。いずれも通院・入院・手術を補償する「フルカバー型」で、生後45日から満8歳未満のペットの犬・猫が新規で加入することができます。
2プランの大きな違いは免責金額の有無です。「免責金額って何?」という方もいると思うので、後ほど詳しく説明していこうと思います。

このページではペット&ファミリーのペット保険がどんなものなのか、様々な角度から特長(メリット)や注意点(デメリット)を説明していきます。

ぜひ参考にしてペット保険選びに役立ててください!

日額・回数制限がないタイプ

いずれのプランも日額・回数制限がないタイプで、2パターンの補償割合から選ぶことができます。

げんきナンバーわんげんきナンバーわんスリム
補償割合50%70%50%70%
年間の補償限度額50万円70万円50万円70万円
免責金額なし1日あたり3,000円

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年間の補償限度額とは、要するに「年間いくらまで」という制限のことで、通院・入院・手術をすべてひっくるめて限度額までなら無制限で保険を利用することができます。

ペット保険の中には、保険利用が年間の補償限度額に達すると、契約が失効してしまうものもあるのですが、ペット&ファミリーではそんなことはありません。
限度額に達してしまった場合、その保険期間内はもう補償を受けることができませんが、継続更新で限度額がリセットされ改めて補償を受けることができる仕組みになってます。

※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

両プランの大きな違いは免責金額です。詳しく確認いしましょう。

「スリム」にある免責金額とは?

免責金額とは、保険会社が保険金を支払わなくてもよい金額のことで、定められた金額までは保険加入者の自己負担となります。

診療費から免責金額が引かれるイメージです。「げんきナンバーわんスリム」は「1日あたり3,000円」の免責金額が設定されているので、
例えば、1日の通院に1万円かかったら、1万円-免責金額3,000円で7,000円が保険金の対象となる診療費になります。

免責金額があると自己負担分が増えるので、その代わりに保険料が抑えられている傾向にあります。自己負担増を取るか、保険料を取るか。

通院の診療費は1日でも数千円に収まることもありますよね。そうなると免責金額の影響も大きくなります。

また、免責金額は「1日あたり」なので、診療日数が増えればその分自己負担分も増えていきます。
慢性の腎臓病になりやすい猫なんかは、積もり積もって免責金額が負担になってしまうかもしれません。

「日常の些細な費用から補償してほしい」より「万が一に備えたい」という気持ちの方が強いというなら、免責金額ありでもいいのかもしれません。この辺りは保険料との兼ね合いもありますし、どちらが正解ということはないので、全般的に確認して決めてください。

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

補償対象外は少ないがプランごとで若干違う

もう少し細かく見ていくと、免責金額以外にも違いがあることが分かります。
そのうちの一つが補償対象外項目です。これはただでさえ見逃しやすいポイントなのですが非常に重要なポイントなので、必ず確認するようにしましょう。

以下で、会社によって補償対象外か否かが異なっている主な病気やケガについて、補償対象外と定められているかどうかを表にしました。両プランでで若干違うところがあるので注意してみてください。

病気やケガげんきナンバーわんげんきナンバーわんスリム
睫毛乱生
涙やけ
歯科治療(注1)
膝蓋骨脱臼
猫エイズ×
先天性疾患(注2)ー(注3)
股関節形成不全症
レッグペルテス
てんかん
チェリーアイ
気管虚脱
椎間板ヘルニア
鍼灸治療××
時間外診療

(注1)不正咬合、歯列矯正など病気・ケガにあたらないもの、治療に該当しないものは含まない。
(注2)保険期間が始まった後に発見された先天性疾患。
(注3)股関節脱臼・膝関節脱臼・膝蓋骨脱臼(亜脱臼を含む)は、病院の診断内容と一般獣医学情報等により総合的に保険金支払いの可否が判断される(補償対象外ではない)。

【上表の前提条件】
・ここでの補償対象外とは、重要事項説明書や約款で「保険金をお支払いできない主な場合」などとして記載のある病気やケガのことを指します。
・重要事項説明書や約款で補償対象外として記載のある病気やケガが「×」、記載のないものは「ー」で表示しています。実際の保険金支払いについては、保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となりますので、「ー」でも補償されない場合があります。

【注意事項など】
※表は補償対象外となる全ての病気・ケガを記したものではありません。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※実際の保険金の支払いについては、「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。

※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。

ペット&ファミリー「げんきナンバーわん」重要事項説明書
ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」重要事項説明書

違いは猫エイズと先天性疾患(股関節脱臼・膝関節脱臼・膝蓋骨脱臼(亜脱臼を含む))のところです。猫エイズに関しては、室内飼いならそこまで心配する必要がないかもしれませんが、先天性疾患に関しては特に注意が必要でしょう。

なお、日額・回数制限がないタイプのプランは、補償対象外項目が多いものもあるのですが、それと比べると、ペット&ファミリーの2プランは比較的少ないといえます。

精算方法にも違いがある

精算方法も違います。
「げんきナンバーわん」は利便性の高い窓口精算に対応しており、「スリム」は対応しておらず後日精算のみとなります。

ただし、窓口精算を利用できる提携病院はアニコムやアイペットの1/10以下で400院に満たないので、実際利用できるかは微妙です。
窓口精算が使えればメリットなのですが、使えなければ「スリム」と同じ後日精算で対応しなければならないので、そこまで強調できる材料ではありません。

もし、「げんきナンバーわん」の窓口精算を利用したい方がおられる場合、あらかじめ提携病院を調べておきましょう。

ペット&ファミリー提携動物病院を探す

待機期間も少し違う

待機期間とは、初年度契約の保険始期日から一定期間中、保険金が支払われない期間のことです。

新規で加入してから最初の一定期間だけに設定されるものなので気にしすぎるのはどうかと思いますが、待機期間中に発症してしまった病気などは、待機期間が終わってからも原則補償されないので注意が必要です。
「げんきナンバーわんスリム」には珍しいケガの待機期間があります。

げんきナンバーわん病気30日・がん90日
げんきナンバーわんスリムケガ15日・病気30日・がん90日

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

保険料は「スリム」の方が安い

免責金額がある分、「スリム」の方が保険料が抑えられています。

例として、

「小型犬(7.2kg以下)、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」
「猫、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」

という2つの条件で、各プランの保険料を算出しました。
多くのペット保険は犬種毎での分類がポピュラーですが、ペット&ファミリーでは、保険料の区分を体重で分けているんですね。猫分類はありません。

年齢小型犬(7.2kg以下)
0歳39,82035,300
1歳37,16033,500
2歳37,16033,500
3歳37,16033,500
4歳44,63038,490
5歳44,63038,490
6歳55,62041,040
7歳55,62041,040
8歳71,72050,800
9歳71,72050,800
10歳71,72050,800
11歳101,54069,490
12歳101,54069,490
13歳101,54069,490
14歳101,54069,490
15歳101,54069,490
合計※1,074,660794,710

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

年齢小型犬(7.2kg以下)
0歳19,04017,810
1歳15,87014,230
2歳17,23016,620
3歳19,28018,280
4歳23,20019,500
5歳24,20020,990
6歳26,74022,180
7歳29,55023,600
8歳32,93025,340
9歳36,21026,670
10歳39,91028,170
11歳39,91028,170
12歳39,91028,170
13歳39,91028,170
14歳39,91028,170
15歳39,91028,170
合計※483,710374,240

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

ペット&ファミリー「げんきナンバーわん」保険料表
ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」保険料表

【上表の保険料の前提条件】
・保険料表に基づいて作成。
・「小型犬(7.2kg以下)、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。
・「猫、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。
・0歳時のみ加入時の保険料、1歳以上は継続時(2年目以降)の保険料

【注意事項等】
※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

ペット&ファミリー「げんきナンバーわん」重要事項説明書
ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」重要事項説明書

割引は「げんきナンバーわん」だけ

「げんきナンバーわん」には、継続契約時の無事故割引制度があります。
判定期間に無事故で保険金の支払い対象となる請求がなかった場合、翌年度の継続時の保険料(1年間)が5%割引となります。

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

付帯サービスなど

施設やレンタカーが優待価格で利用できる

ペット&ファミリーには全国のホテルやレジャー施設、レンタカーなどを優待価格で利用できる「T&Dクラブオフ」というサービスがあります。
このサービスでは、オンラインショッピングでお得にペット商品を購入することもできます。

専門家に相談できる

飼育方法や手入れ、病院紹介など、ペットとの暮らしで困ったことがあったとき、専門アドバイザーに相談できるサービスが「ワンニャン相談室」です。
WEB上で質問ができ、原則当日回答してくれるのでスピーディーに悩みを解消できます。

まとめ:結局は免責の有無をどうするか

いずれもプランも、日額・回数制限がないプランです。
また、このタイプにしては比較的補償対象外項目も少なく、手厚い補償内容になっていると思います。

細かい違いなども述べてきましたが、結局重要なのは免責金額の有無をどうするか、ということです。

当サイトとしては、少額になることもある通院もしっかり補償してほしい、という考えがあるなら、免責金額はない方が良いのではないかという考えです。

ぜひ参考にしていただければと思います。

表示内容は特別に記載のない限り2021年5月6日現在のものです。