ここではSBIいきいき少短のペット保険について詳しく解説していきます。

SBIいきいき少短は、通院・入院・手術をカバーする「フルカバー型」のペット保険を販売しています。
対象となるのはペットの犬・猫で、生後2カ月~満12歳未満なら新規で加入することが可能です。
日額・回数制限がないタイプのペット保険にしては保険料がお手頃なことが魅力の一つなのですが、他に様々知っておくべき注意点があります。

ぜひ参考にしてペット保険選びに役立ててください!

「補償割合」と「免責金額有無」で分かれる補償

SBIいきいき少短が販売しているペット保険は「補償割合が70%か50%」「免責金額の有無」によって4つのプランに分けられます。

プラン70プラン50
 スタンダードライトスタンダードライト
補償割合70%50%
年間の補償限度額70万円50万円
免責金額なし7,000円なし5,000円

日額・回数制限がないタイプで、年間の補償限度額の範囲内なら無制限で補償を受けることができます。
このタイプのペット保険は、保険の利用が上限に達すると契約が失効してしまうものもあるのですが、SBIいきいきの場合はそうはなりません。
その契約期間中は利用できなくなるものの、保険更新によって限度額はリセットされます。

失効→保険契約が保険期間の中途で効力を失うこと。

※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

共通した注意点としては、待機期間があげられます。

待機期間病気1か月

待機期間とは、「初年度契約の保険始期日から一定期間中、保険金が支払われない期間」のことです。
待機期間は他に多くのペット保険でも設定されているものです。加入して1か月の話なので、そこまで気にする必要はないと思いますが、もしもが起きてしまう可能性はゼロではないので必ず認識しておくようにしましょう。
また、待機期間中に発症した病気は、待機期間が終わった後でも原則補償されないので注意が必要です。

※詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

「ライト」の免責金額とは?

「ライト」には免責金額というものが設定されています。
補償割合70%の「プラン70」だと7,000円、補償割合50%の「プラン50」だと5,000円ですね。

免責金額とは、「保険会社が保険金を支払わなくてもよい金額」のことです。つまり、定められた金額までは保険加入者の自己負担となります。

詳しくは後述しますが、免責金額があると自己負担分が増えるのですから、その分保険料が安く設定されています。

「保険料の安さを重視するから、ある程度自己負担が増えても問題ない」というのは一つの考えとしてあると思います。ただし、もし通院補償を重視したいとのことなら、当サイトは、免責金額がない「スタンダード」をオススメします。

通院重視ならなしの方が良い

何故かというと、「ライト」の場合、免責金額があることによって、1万円以下の診療費は1円も補償されないからです。実際に数字を当てはめて確認してみましょう。

「ライト」の保険金額は、は以下の計算式によって計算されます。

保険金 = 診療費 × 補償割合 – 免責金額

診療費が1万円だったと仮定し、補償割合毎で当てはめてみましょう。すると、

診療費10,000円 × 補償割合70% – 免責金額7,000円 = 保険金額0円
診療費10,000円 × 補償割合50% – 免責金額5,000円 = 保険金額0円

となります。
もちろん、診療費が1万円未満だと、保険金額はマイナスになるので、保険金はゼロです。

通院だけだと診療費が1万円以下になるケースは十分考えられますよね。
アニコム家庭どうぶつ白書2019」によると、犬の通院の平均単価は10,183円、猫は8,414円です。

特に猫の場合は、平均単価が1万円を下回っており、十分な通院補償を受けられない可能性が高いと分かります。

通院補償を重視するなら、「ライト」はあまりオススメできません。

※詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※実際の保険金の支払いについては、「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。

歯科治療は補償対象外

アニコム家庭どうぶつ白書2019」によれば、犬・猫ともに手術理由1位は歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するものを含む)なのですが、SBIいきいきではケガの治療以外の歯科治療は補償対象外です。

また、犬の手術理由5位で、トイプードルやチワワなど小型の犬種に特に多い「膝蓋骨脱臼(パテラ)」、ミニチュア・ダックスフンドなど胴長犬に特に多い「椎間板ヘルニア」も補償対象外です。
これらを飼っている方にはあまりオススメできません。

以下で、会社によって補償対象外か否かが異なっている主な病気やケガなどについて、補償対象外と定められているかどうかを表にしました。
大手のアニコムをベンチマークとして表示しています。

病気やケガSBIいきいきアニコム
睫毛乱生×
涙やけ×
歯科治療(注1)×(注3)
猫エイズ×
膝蓋骨脱臼×
先天性疾患(注2)×
股関節形成不全症
レッグペルテス
てんかん
チェリーアイ
気管虚脱
椎間板ヘルニア×
鍼灸治療×
時間外診療×
減感作療法×

(注1)不正咬合、歯列矯正など病気・ケガにあたらないもの、治療に該当しないものは含まない。
(注2)保険期間が始まった後に発見された先天性疾患。
(注3)ケガの治療目的で行われる場合は補償の対象となる。

【上表の前提条件】
・ここでの補償対象外とは、重要事項説明書や約款で「保険金をお支払いできない主な場合」などとして記載のある病気やケガのことを指します。
・重要事項説明書や約款で補償対象外として記載のある病気やケガが「×」、記載のないものは「ー」で表示しています。実際の保険金支払いについては、保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となりますので、「ー」でも補償されない場合があります。

【注意事項など】
※表は補償対象外となる全ての病気・ケガを記したものではありません。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※実際の保険金の支払いについては、「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。

※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。

SBIいきいき少短重要事項説明書
アニコム「ふぁみりぃ」重要事項説明書

保険料は抑えられている

日額・回数制限がないタイプのペット保険には、保険料が高額なものもあるのですが、SBIいきいきは比較的お手頃な保険料です。

例として、

「トイプードル(小型犬)、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」
「猫、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」

という2つの条件で、各プランの保険料を算出しました。

トイプードル(小型犬)
0歳24,57022,960
1歳24,57022,960
2歳24,57022,960
3歳25,41021,280
4歳25,41021,280
5歳25,41021,280
6歳38,50030,310
7歳38,50030,310
8歳38,50030,310
9歳55,72040,950
10歳55,72040,950
11歳55,72040,950
12歳81,06058,170
13歳81,06058,170
14歳81,06058,170
15歳81,06058,170
合計※756,840579,180

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

トイプードル(小型犬)
0歳11,48010,640
1歳11,48010,640
2歳11,48010,640
3歳10,6409,030
4歳10,6409,030
5歳10,6409,030
6歳14,77011,480
7歳14,77011,480
8歳14,77011,480
9歳20,51014,770
10歳20,51014,770
11歳20,51014,770
12歳28,70020,510
13歳28,70020,510
14歳28,70020,510
15歳28,70020,510
合計※287,000219,800

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

SBIいきいき保険料表

【上表の保険料の前提条件】
・保険料表に基づいて作成。
・「トイプードル(小型犬)、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。
・「猫、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。

【注意事項等】
※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

SBIいきいき重要事項説明書

免責金額がある「ライト」の方が保険料が安いですが、安さだけで決めてはいけないことは前述したとおりです。

インターネット割引がある

インターネットから申し込むと、保険料は全期間10%オフになります。ただでさえ抑えられている保険料がさらにお手頃になります。
保険料の安さは、SBIいきいきの大きなメリットと言えるでしょう。

※詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

まとめ:保険料安いが、補償対象外や免責には注意

繰り返しになりますが、SBIいきいきのペット保険は、日額・回数制限がないタイプのペット保険にしては、保険料が抑えられているのがメリットといえると思います。
ただし、免責金額ありの「ライト」だと、通院補償が十分に受けられない可能性があることには注意してください。
当サイトとしては、通院補償を重視するなら、免責金額がない「スタンダード」をオススメします。

また、犬・猫ともに必要になりやすい歯科治療や、特定の犬種がなりやすい膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニアなどが補償対象外となっているので、この点にも注意が必要です。
これらを補償対象外としていないペット保険は他にあるので、そちらを検討するのも一つの手だと思います。

表示内容は特別に記載のない限り2021年5月13日現在の内容です。