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イーペットのペット保険は初回ケガ全額補償!隠れた注意点はある?

このページではイーペットのペット保険を詳しく解説します。イーペットが気になっているという方は、ぜひ一読してみてください。重要な項目から見落としがちな注意点まで詳しく説明しているので、ペット保険探しの助けになると思います。

イーペットは「e-ペット70」「e-ペット50」という、通院・入院・手術をカバーする「フルカバー型」のペット保険を販売しています。補償割合はそれぞれ70%と50%で、新規で加入できるのは生後45日~満10歳までのペットの犬・猫です。

大きなメリットは、初回のケガについて完治まで全額補償※することです。

※「e-ペット70」のみ

ただし、メリット以外にも様々なポイントがありますから、ここで全般的に確認しておきましょう。

ぜひ参考にしてペット保険選びに役立ててください!

手厚い補償内容、注意点は?

イーペットのペット保険は日額・回数制限がないタイプです。

イーペット補償内容
e-ペット50 e-ペット70
補償割合 50% 70%
年間の補償限度額 60万円 60万円

年間の補償限度額60万円の範囲内なら、上限を気にすることなく保険を利用することができます。
このタイプのペット保険は補償割合が50%なら限度額が50万円、70%なら70万円に設定されているのがポピュラーなので、補償割合にかかわらず60万円というのは特徴的です。

※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。

なお、このタイプのペット保険は満額使い切ってしまうと保険契約が失効になるものもあるのですが、イーペットではそんなことはありません。契約が更新されると限度額がリセットされ、0から利用することができます。
また、免責金額は設定されていません。

初回のケガは全額補償!

「e-ペット70」は保険更新ごと(毎年)で、初回のケガの治療費に関して、完治するまで全額補償(100%補償)されます。

これは他とは違う大きなメリットです。

※「e-ペット 70」のプランのみとなります。
※ 保険金の上限金額は、年間60万円までとなります。

他に全額補償があり得るペット保険は、補償割合100%があるPS保険とSBIプリズム、ペッツベストがあるのですが、PS保険とSBIプリズムには日額制限があり、ペッツベストには免責金額があるので、100%補償とならない場合も十分あります。

イーペットの場合は、全額補償が「完治するまで」なので、例えば腎臓病など慢性疾患に比較的かかりやすい猫に特にメリットが大きいと思います。

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

待機期間があるのは注意

補償に関して、待機期間があることは注意点になります。

待機期間 病気15日

とはいえ、他のペット保険にも多くは待機期間が設定されていますし、「病気15日」というのはそこまで長い期間ではありません。
保険のマイナスポイントというほどではないと思います。

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

補償対象外が少ない

日額・回数制限がないタイプは補償そのものが手厚い分、補償対象外項目が多く設定されているものもあるのですが、イーペットに関しては補償対象外項目が非常に少ないというメリットもあります。

以下で、会社によって補償対象外か否かが異なっている主な病気やケガなどについて、補償対象外と定められているかどうかを表にしました。
大手のアニコムをベンチマークとして比較します。

病気やケガ イーペット アニコム
睫毛乱生 ×
涙やけ ×
歯科治療(注1)
猫エイズ
膝蓋骨脱臼
先天性疾患(注2)
股関節形成不全症
レッグペルテス
てんかん
チェリーアイ
気管虚脱
椎間板ヘルニア
鍼灸治療
時間外診療 × ×
減感作療法 ×

(注1)不正咬合、歯列矯正など病気・ケガにあたらないもの、治療に該当しないものは含まない。
(注2)保険期間が始まった後に発見された先天性疾患。

【上表の前提条件】
・ここでの補償対象外とは、重要事項説明書や約款で「保険金をお支払いできない主な場合」などとして記載のある病気やケガのことを指します。
・重要事項説明書や約款で補償対象外として記載のある病気やケガが「×」、記載のないものは「ー」で表示しています。実際の保険金支払いについては、保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となりますので、「ー」でも補償されない場合があります。

【注意事項など】
※表は補償対象外となる全ての病気・ケガを記したものではありません。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※実際の保険金の支払いについては、「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。

※ここには保険商品の内容の全てを記載しているものではありませんので、あくまで参考情報としてご使用ください。
※ここに記載されている保険商品の詳細な内容については、重要事項説明書および約款にて必ず全般的にご確認ください。

イーペット重要事項説明書
アニコム約款など

日額・回数制限がないうえに、初回は全額補償、そして補償対象外が少ないと、補償の良さが目立ちます。

保険料

例として、

「トイプードル(小型犬)、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」
「猫、補償割合70%、年払(0~15歳)、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」

という2つの条件で保険料を算出しました。

年齢 トイプードル(小型犬)
0歳 37,870 23,870
1歳 40,200 22,650
2歳 41,820 21,930
3歳 44,610 22,030
4歳 46,530 24,270
5歳 48,330 26,720
6歳 50,750 28,580
7歳 53,240 30,570
8歳 55,320 33,110
9歳 61,890 36,450
10歳 63,090 40,570
11歳 67,630 43,510
12歳 74,900 46,450
13歳 82,180 49,390
14歳 89,460 52,330
15歳 96,750 55,270
合計※ 954,570 557,700

※上表0~15歳の保険料を単純合計したもの。

イーペット保険料表

【上表の保険料の前提条件】
・保険料表に基づいて作成。
・「トイプードル(小型犬)、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」。
・「猫、補償割合70%、年払、各種割引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない」

【注意事項等】
※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。


※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

犬は猫と比べると手術が多い傾向にありますが、手術が必要になると1回で10万円以上かかることも珍しくありません。そんな中、「イーペット70」は初回全額補償なので、初回だった場合、手術費用が全額補償されることになります。それを考えれば、保険料は高いと言えるほどの水準ではないと思います。

犬の手術理由 TOP10
順位 傷病名 1回あたりの診療費平均値(円)
1 歯周病/歯肉炎
(乳歯遺残に起因するものを含む)
61,547
2 その他の皮膚の腫瘍 84,586
3 消化管内異物/誤飲 128,024
4 乳腺腫瘍/乳腺腫瘤 119,208
5 膝蓋骨(亜)脱臼 220,711
6 子宮蓄膿症 155,240
7 全身性の腫瘍 117,702
8 外傷(挫傷/擦過傷/打撲) 187,078
9 歯根腫瘍/根尖腫瘍 66,588
10 骨折(前肢) 190,655

アニコム家庭どうぶつ白書2019から引用

割引が豊富

イーペットには、4つの割引制度があり、最大で16%の割引を受けることができます。(新規契約時は最大11%割引)
補償の手厚さを考えれば、割引なしの保険料でも高いと言えるほどではないのに、割引もたくさんあって、よりお手頃な保険料を実現も可能です。

インターネット割引

インターネットから申込んだ場合、保険料が5%割引されます。

多頭割引

同一契約者で複数契約した場合、2頭目以降のペットの保険料が3%割引されます。

マイクロチップ割引

マイクロチップを装着している場合、保険料が3%割引されます。

無事故継続割引

契約継続時、過去1年間に保険金の支払いがなかった場合、保険料が5%割引されます。

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

ペット賠償責任特約

イーペットのペット賠償責任特約は、申込書記名の被保険者が飼育する全てのペット(犬または猫)が他人に身体障害や財物損壊を与え、法律上の損害賠償責任が生じた場合、1事故につき支払限度額500万円まで補償するという特約です。

月払いで130円(年払いで1,440円)保険料にプラスすると付帯することができます。

この特約は自動車保険や火災保険など様々な保険でつけることができる特約でもあります。自身が加入している保険で既に加入・カバーされているということもありますし、ペット保険ではなく自動車保険や火災保険で加入した方が広範囲でカバーできるということもあります。

既に個人賠償責任特約を付帯している保険に加入していないかどうか、加入しているとしたら内容はどうなっているかを確認して、付帯するかどうか決めるのが良いでしょう。

※詳細は、重要事項説明書等でご確認ください。

まとめ:注意点は本当に少ない!

日額・回数制限がないことに加え、初回のケガは全額補償、また補償対象外項目も少ない、さらには保険料の割引も豊富と、メリットが多いペット保険です。

ただし、注意点がないわけではありません。

イーペットは2020年9月から保険料が改訂されたのですが、それのニュースリリースで気になる文面がありました。
リリースはこちら

抜粋します。

”ペット医療の普及にともなう請求件数の増加や、昨今のペット医療の高度化に伴う治療費の上昇は、当初の私どもの想定を大きく超えてきており、私どもの努力だけでは安定した事業維持が難しい状況となってまいりました。
※太字は当サイト

2020年9月時点で、安定した事業維持が難しい状況となっています。
保険はストックビジネスなので、今後も事業維持のために保険料増額など商品改定が行われる可能性があると思います。

これは現在の保険商品の内容そのものとは関係がないことなのですが、ペット保険は継続していくことを前提として加入される方が大半だと思うので、認識だけでもしておきましょう。

以上です、ぜひ参考にしてペット保険選びに役立てててください!

表示内容は特別に記載のない限り2021年5月10日現在の内容です。