雑種・ミックスの犬猫におすすめのペット保険はどれ?

ペット保険を検討する時、保険料の分類表を見ても血統書ばかりで、雑種・ミックスの保険料体系はどこにあるのか一瞬探してしまうことってありますよね。

「うちの子はどれに該当するのだろう?」

と、悩まれる飼い主さんもいるかと思います。

そこで今回は、雑種・ミックスと呼ばれる犬猫の場合、各保険会社ではどのように分類されるのか、またおすすめのペット保険はどんなものがあるのかをご紹介したいと思います。

ペット保険では、雑種・ミックスはどのように分類される?

雑種とミックスの種類は同じ?

両親が異なる品種から生まれた犬や猫のことを『雑種』と呼んでいましたが、近年では『ミックス』とも呼ばれるようになってきました。

雑種とミックス、同じ部類に感じますが、実は雑種とミックスには違いがあるのはご存知でしょうか。

雑種:2種類以上の異なる品種同士が、自然に交配して生まれた子どものこと

 

ミックス:人工的に異なる種類を交配させて生まれた子どものこと

ただし、ミックスも2種類以上の血がかけ合わされた場合は「雑種」となります。

ミックスで代表的な犬といえば、チワワとプードルを掛け合わさせた「チワプー」、猫であればスコティッシュフォールドとマンチカンを掛け合わさせた「スコマンチ」などです。

どちらにしろ、血統書と大きく違うのは2種類以上の品種が掛け合わされていることを雑種、もしくはミックスと呼びます。

では、雑種やミックスに分類される犬猫をペット保険に加入させる場合、どのようなプランに該当するのでしょうか。

犬は4つに分類された上で保険料が決まる

ペット保険では犬の場合、犬種別に保険料が決まりますが、雑種・ミックスでは大きく分けて4つに分類された上で保険料が決まります。

①両親とも犬種が判明している場合
⇒どちらか大きい方の犬種に合わせる

 

②両親のどちらかでも品種が判明している場合
⇒判明している親の犬種に合わせる

 

③両親のどちらも品種が不明の場合
⇒申込時の体重と年齢で分類

 

④分類・体重別に分けない

上記4つの分類を見ると、主に「体重」で保険料が変わってくることがわかります。

では、各社が設定している体重別の分類を見てみましょう。


※上記表をタッチすると拡大されます。
※1.混血犬(ミックス)の体重は成犬時の予想体重になります。また、小数点以下は四捨五入となります。
※2.いわゆる雑種、ハーフ犬(血統種同士のミックス)、ハイブリッド犬(二重純血犬種)などは「ミックス(交雑種)プラン」に該当されます。
※3.ミックスの場合、上記体重に関わらず、両親の犬種がともに分かっている場合はいずれか大きい型、片方の親の犬種のみ分かっている場合は分かっている親の型とします。
※4.両親の犬種がわかっている場合、どちらか大きい型に分類します。両親のいずれか片方の犬種がわかっている場合、その犬種に分類します。両親どちらの犬種も不明の場合、下のとおり体重によって分類します。
※5.申込時点・更新時点での体重によって分類を決めます。
※6.両親の犬種が分かっている場合(上記表内に対象の犬種がある場合)、いずれか大きい型に分類します。両親の犬種が不明の場合・両親のいずれかが不明の場合は、上記表のとおり分類します。
※7.両親の犬種がともにわかっているミックス犬の場合は、いずれか大きい型に該当する保険料となります。 片方の親の犬種のみわかっている場合は、わかっている親の型に該当する保険料となります。
※8.親の犬種がわかる場合:親の犬種を選択ください。また両方の親がわかる場合は、体の大きな方の親の犬種を選択ください。親の犬種がわからない場合は体重で選択してください。

15社が取り扱うペット保険を見てみると、体重の重さで「小型犬」「中型犬」「大型犬」と分類がされます。ただし、体重の重さでの分類は各社によって異なりますので注意が必要です。

また「アクサダイレクト」「イオン」「ペッツベスト」「ペットライフジャパン」の4社に関しては雑種(ミックス)は一括りにした保険料となっています。

アクサダイレクト以外の保険会社では猫の分類はされない

では、猫の場合はどうなのでしょうか。

基本的にほとんどの保険会社では、猫は猫のプランと一括りにしています。

ただしアクサダイレクトに関しては「血統書」「ミックス(交雑種)」で保険料を分けています。

そのため、血統書と雑種・ミックスでは保険料が変わってくるので注意が必要です。

雑種・ミックスの体重別で一番保険料が安い保険会社はどれ?

先述では、雑種・ミックスは体重によって分類され、保険料が決まることがわかりました。

では、雑種・ミックスの【小型犬】【中型犬】【大型犬】別で保険料が一番安い保険会社はどこか見ていきましょう。

今回は、下記の条件で一番安い保険料を算出しています。

●通院・入院・手術の総合型
●補償割合70%
●0~7歳までの7年間の総額

上記条件の場合、SBIプリズム少短とペッツベストは補償割合70%のプランがないため、除外しています。

小型犬で一番安い保険会社は『ペット&ファミリー』

雑種・ミックスの小型犬で一番保険料が安かった保険会社は、ペット&ファミリー『げんきナンバーわんスリム(プラン70)』でした。

☆保険料が安いベスト3☆

※上記表をタッチすると拡大されます。

★保険料が高いワースト3★

※上記表をタッチすると拡大されます。

保険料が一番高いアニコムと比較すると、196,210円もの差額があることがわかりました。

ナンバーわんスリムのデメリットは免責の病気が多いこと?評判口コミ付【ペット&ファミリー保険】

中型犬で一番安い保険会社は『FPC』

次は中型犬を見てみましょう。

雑種・ミックスの中型犬で一番保険料が安かった保険会社は、FPC『フリーペット保険(70%補償プラン)』という結果になりました。

☆保険料が安いベスト3☆

※上記表をタッチすると拡大されます。

★保険料が高いワースト3★

※上記表をタッチすると拡大されます。

保険料が一番安かったFPCと、保険料が一番高かったau損保で差額を見てみると、なんと219,320円もの違いがあることがわかりました。

7年間で20万円の差があるのはかなり大きいですね。

【FPCのペット保険】デメリットは手術回数|補償内容や口コミは?

大型犬で一番安い保険会社は『FPC』

大型犬の場合はどうでしょうか。

雑種・ミックスの大型犬で一番保険料が安かった保険会社は、中型犬と同じくFPC『フリーペット保険(70%補償プラン)』という結果に。

☆保険料が安いベスト3☆

※上記表をタッチすると拡大されます。

★保険料が高いワースト3★

※上記表をタッチすると拡大されます。

小型犬ではFPCは3番目に安い保険料でしたが、中型犬・大型犬に関しては1番安い保険料ということがわかりました。

FPCの場合、8歳までは犬猫ともに大きさを問わず一律の保険料であり、加齢による保険料の値上がり回数が少ないことから、このような結果になったのではないでしょうか。

【FPCのペット保険】デメリットは手術回数|補償内容や口コミは?

猫で一番安い保険会社は『ペット&ファミリー』

最後に猫で一番安い保険会社を見てみましょう。

雑種・ミックス問わず猫の保険料が一番安かった保険会社は、ペット&ファミリー『げんきナンバーわんスリム(プラン70)』です。

☆保険料が安いベスト3☆

※上記表をタッチすると拡大されます。

★保険料が高いワースト3★

※上記表をタッチすると拡大されます。

一番保険料が安いペット&ファミリーと一番保険料が高いアイペットとの差額は、147,800円

この差の開きは、窓口精算❝あり・なし❞にも影響が出ているといえそうです。

アイペットの場合は、2020年7月20日時点でアイペット対応の動物病院数が全国に4,870院あります。

一方、ペット&ファミリーは窓口精算には対応しておらず後日精算。

もちろん補償内容にも違いはありますが、窓口精算の有無にも大きく影響しているといえるでしょう。

そのため、保険料重視の人は窓口精算の選択肢を除外する必要があるといえそうですね。

ナンバーわんスリムのデメリットは免責の病気が多いこと?評判口コミ付【ペット&ファミリー保険】

ベスト3とワースト3に同じ保険会社があるのはなぜ?

ベスト3とワースト3の中には、同じ保険会社名「ペット&ファミリー」が挙がっています。

補償割合が同じ70%なのに対し、なぜげんきナンバーわんスリムとげんきナンバーわんにはここまで開きがあるのでしょうか。

その答えは、主に3つ。

①免責金額のあり・なし
⇒げんきナンバーわんスリムには3,000円の免責金額がある。

 

②窓口精算のあり・なし
⇒げんきナンバーわんは窓口精算に対応している。(2020年4月2日時点で308院)

 

③WEB申し込みのあり・なし
⇒げんきナンバーわんスリムはWEBから申し込みができる一方、げんきナンバーわんは電話または、資料請求をしなくてはいけない。

これらの【あり・なし】の違いから、保険料が大きく変わってきます。

げんきナンバーわんの場合、窓口精算に対応しているところがメリットの1つではありますが、同じ窓口精算に対応しているアニコムやアイペットに比べて対応数はかなり少ないのが現状です。

そのため、窓口精算にこだわるあまりに保険料がグンと上がってしまうリスクもあるため、注意が必要です。

口コミや補償内容からおすすめしたいペット保険


先述では、保険料の安さのみを追究したおすすめ結果となりましたが、ここでは口コミや補償内容からおすすめしたいペット保険をご紹介したいと思います。

犬・猫問わずおすすめしたいペット保険は【PS保険】

雑種・ミックスの犬猫におすすめしたいペット保険は『PS保険』です。

【PS保険がおすすめの理由】
①免責金額や最低診療費の制限がない
②待期期間が0日
③保険料の値上がりが3歳毎に1回のみ
④年間最大補償額が110万円まで
⑤24時間365日獣医師による電話相談が受けられる
⑥補償割合が100%のプランがある

さらにおすすめしたい理由としては、小型犬で高額な医療費が発生しやすいともいわれる病気『膝蓋骨脱臼(通称:パテラ)』が補償対象外ではないということ。

小型犬の場合、特に内方脱臼の発生が多いといわれています。

特にパテラは手術になると、約25~30万円近い医療費がかかってくるため、ペット保険を検討する上ではこれらの補償の有無を確認しておくことをおすすめします。

【PS保険のデメリット】はリセットされない通院?補償内容を解説!口コミ・評判つき

通院に特化したペット保険なら【日本ペット】

ペットの治療で一番頻度の高い『通院』

何度も通うとなると、出費もかさむものですよね。

そこで通院に特化したペット保険の中でおすすめしたいのが日本ペットです。

【日本ペット保険がおすすめの理由】
①1日あたりの日額や回数に制限がない
②免責金額の設定がない
③割引制度が充実
④24時間ペット健康相談サービスがある
⑤1事故ごとに最大500万円の賠償責任特約特約を付けることができる

特に日本ペットであれば『ゴールドプランの50%補償』がおすすめです。

ゴールドプランは通院のみに特化した保険のため、年間補償限度額50万円の範囲内であれば何度でも補償を受けることができるので、安心して治療に専念することができます。

日本ペットのデメリットは補償されない病気やケガの多さ|口コミ・評判は?

窓口精算&豊富なサービスを希望なら【アニコム】

ペット保険を選ぶ上で、動物病院で保険金請求・精算ができる『窓口精算』に対応しているペット保険は便利で楽ですよね。

さらにせっかくペット保険に入るなら、豊富なサービスに受けられたらお得ですよね。

そこで窓口精算に対応し、尚且つ、豊富なサービスがあるペット保険でおすすめしたいのは【アニコム】です。

【アニコムがおすすめの理由】
①窓口精算に対応
②LINEで保険金請求が可能
③免責金額の設定がない
④プラスαのサービスが充実している(腸内フローラ測定、ペット相談、優待割引など)
⑤犬猫以外の小動物(鳥・うさぎ・フェレット)も補償対象

アニコムは窓口精算に対応している動物病院数が圧倒的に多い保険会社です。

2020年7月21日時点で6,387件‼ そのため、比較的すぐにアニコム対応の動物病院を探すことが可能です。

さらに毎年1回ペットの健康をチェックできる「腸内フローラ測定」を無料で受けることができたり、LINEで気兼ねなく獣医師に相談ができる「どうぶつホットライン」を利用したりすることができます。

せっかくペット保険に入るなら、便利で機能性の高いものを選びたい人にはおすすめのペット保険です。

アニコムペット保険→加入前に知っておきたいデメリットは?口コミ・評判は?

それぞれの大きさでおすすめのペット保険をご紹介

最後に、それぞれ大きさ別でおすすめのペット保険を紹介している記事もありますので、小型犬・中型犬・大型犬・猫でどんなペット保険がいいのか参考にしてみてくださいね。

小型犬におすすめのペット保険!小型犬がかかりやすい病気やケガからおさえたい補償とは? 中型犬におすすめのペット保険はPS・FPC・アニコム‼ 大型犬ペット保険人気ランキング|飼い主が選ぶおすすめの保険TOP3はこれだ! 猫ペット保険人気ランキング|愛猫家が選ぶおすすめの保険TOP3はこれだ!

雑種・ミックスのペット保険を探すなら、まずは親の品種の確認と体重を量ろう‼


雑種・ミックスと呼ばれる犬の場合、ペット保険で分類される基準が「親の品種」「体重」ということが分かったと思います。

また、なかにはそれらで分類せず、犬は犬のプランと大きく一括りしているものもありましたね。

これらのことから、各保険会社によってその基準が異なりますので、ご自身が検討しているペット保険はどれに該当するのかよく確認するようにしましょう。

そしてペット保険を選ぶ上で、何を基準に置いて選ぶかで補償内容や毎月(毎年)かかる保険料も大きく変わってきます。

ご自身がなにを一番優先したいのかよく考えた上で、ベストなペット保険を選んでみてくださいね。