保険比較

高額になりがちな手術に特化したペット保険を徹底比較!

どれだけ気を付けていても、手術が必要な病気やケガをしてしまう可能性はありますよね。
ペットだって同じです。骨折や異物誤飲で手術が必要になるケースもあります。

「手術・入院特化型」の大きな魅力は、そんな万が一の手術を手厚く補償すること。それに、通院補償がない分、保険料が抑えられている傾向にあります。

「手術・入院特化型」・・・手術と入院(手術と連続した入院)を補償するペット保険

 

「手術の補償をメインで考えている」「なるべく抑えられた保険料で万が一に備えたい」という方にとって、「手術・入院特化型」はありがたいペット保険ではないでしょうか。

本日は、そんな「手術・入院特化型」のペット保険を比較検討していきます。
是非参考にして、あなたに合ったプランをみつけてください!

「手術・入院特化型」のプラン

まずはプランをご紹介します。
現在「手術・入院特化型」のペット保険は5社から6プランが出ています。

括弧内は、ペットの犬・猫が新規加入できる年齢です。

アイペット「うちの子Light」(満13歳未満)
アニコム「ぷち」(満8歳未満)
アニコム「しにあ」(8歳以上、上限なし)
SBIプリズム「ホワイトプラン」(生後60日~満9歳未満)
au損保「通院なし」(生後30日~満11歳未満)
楽天「手術・入院プラン」(満11歳未満)

この中で、アニコム「しにあ」は高年齢のペットを新規加入対象としているプランです。
他のプランとは毛色が違うので、今回の比較からは除外します。気になる人は別のページをご参照ください。

「手術・入院特化型」のペット保険を比較!

さて、早速比較に移りましょう。特に補償割合や補償内容、保険料は重要なので詳しく説明します。

なお、オススメのポイントに関しては赤字で、イマイチだと思う点に関しては青字で記しています。

補償割合・補償内容

全てのペット保険で補償割合は重要なのですが、「手術・入院特化型」では特に重要度が高いと考えます。
というのも、「手術・入院特化型」のメインとなる手術は診療費が高くなりがちで、支払われる保険金額に補償割合が大きく影響するからです。

具体例をあげてみます。

補償の対象となる診療費が100万円だとしましょう。すると、補償割合50%だと50万円が自己負担、補償割合70%だと30万円が自己負担となります。補償割合の20%の違いで生まれる差額は20万円です。

対して、補償の対象となる診療費が1万円だとしましょう。すると、補償割合50%だと5000円が自己負担、補償割合70%だと3000円が自己負担となります。差額は2000円です。

手術の診療費は非常に高額になってしまう可能性がありますよね。診療費が高くなればなるほど補償割合が保険金額に与える影響は大きくなりますから、「手術・入院特化型」を選ぶ際は特に補償割合を重視するべきだと思います。

また、補償内容も重要です。

当サイトは、補償内容の中でも特に支払限度額に注目すべきだと考えています。
手術は何度も必要になる診療ではありませんから(少なくとも、何度も手術することをあらかじめ想定はしないでしょう)、「何回まで」という回数制限の重要度は、支払限度額と比べると高くないと思います。もちろん多いに越したことはないでしょうが。

支払限度額に関してだと、極論を言えば、補償割合が100%でも支払限度額が1万円なら、補償は最大で1万円しか受けることができませんからね。

補償割合と補償内容を一緒に確認しましょう。

※実際の保険金の支払いについては「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。

アイペット「うちの子Light」 アニコム「ぷち」 au損保「通院なし」 SBIプリズム「ホワイトプラン」 楽天「手術・入院プラン」
補償割合 90% 70% 70%/50% 100% 90%
手術補償 支払限度額 500,000円/回 500,000円/回 70万円/50万円まで無制限 150,000円(がん200,000円)/回 500,000円/回
限度回数 2回 2回 無し 手術通算で2回 3回
入院補償 支払限度額 14,000円/日 70万円/50万円まで無制限 15,000円/日 25,000円/日
限度日数 10日/手術1回(注1) 20日 無し 30日 25日

(注1)最低支払対象治療費:3万円
(注2)手術を含む連続した入院のみ補償。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※実際の保険金支払いについては、「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。また、前提条件の相違等により補償内容が異なる場合があるので、実際に適用される補償内容について保険会社に問い合わせたうえで商品選択を行ってください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子Light」重要事項説明書
アニコム「どうぶつ健保ぷち」ご契約のしおり
au損保重要事項説明書
SBIプリズム少短(プリズムコール)重要事項説明書
楽天ペット保険重要事項説明書

補償割合と支払限度額をみると、総合的にはアイペット「うちの子Light」と楽天「手術・入院プラン」が手厚いと思います。

SBIプリズム「ホワイトプラン」は補償割合こそ100%で他より高いですが、手術の支払限度額は他の半分以下ですしね。

なお、SBIプリズムには通院・入院・手術の補償以外に、葬祭保険料(3万円まで)、高度後遺障害保険料(5万円まで)、診断書費用保険料(年間1万円まで)という補償がついています。
特化しすぎず、幅広い補償の保険を選びたいと考えるなら、検討してみるのもいいかもしれません。

葬祭保険金

ペットが亡くなったときの火葬や埋葬などの費用を3万円まで補償します。

高度後遺障害保険金

ペットが障害を被り、四肢のうちいずれかにおいて中手骨 (前足)または中足骨 (後足)より心臓に近い部分から欠損し、 高度後遺障害が確定した日から90日以内かつ保険期間内に購入したペット用車椅子などの移動補助器具を5万円まで補償します。

診断書費用保険金

保険金を請求するために作成した診断書などにかかった費用を年間1万円まで補償します。

※実際の保険金の支払いについては「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。

au損保の注意点!

au損保「通院なし」だけ他と違って、1年間で支払限度額が設定されている(補償割合70%なら70万円、50%なら50万円)タイプなのですが、注意する点があります。

au損保「通院なし」は、保険期間中に入院・⼿術による治療を受けたことにより支払われた治療費⽤保険⾦の合計が、年間最大補償額に相当する額となった場合には、保険契約は失効(保険契約が保険期間の中途で効力を失うこと)となります。
そして、これを理由に失効となった対象ペットの保険契約については、その後契約は引き受けられなくなり、他社の保険で新規加入できるところを探すしかなくなってしまいます。

要するに「手術と入院で70万円保険を使ったら、もううちの保険は使えません」ということです。

手術は非常に高額になる可能性もありますから、支払限度額に達してしまう可能性はそれなりにあると思います。

このことを理解したうえで加入するようにしましょう。

保険料

当然、保険料も重要です。
ただ保険料だけでペット保険を選ぶのは厳禁です。補償割合や補償内容など他の要素も考慮したうえで、あくまで要素の一つとしてご覧ください。

参考として、1・3・5・7歳のトイプードルの新規加入時における保険料を比較しました。(月払、各種割引・割増引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない場合)

補償割合100%

1歳 3歳 5歳 7歳
SBIプリズム「ホワイトプラン」 1,980 1,980 1,980 1,980

補償割合90%

1歳 3歳 5歳 7歳
アイペット「うちの子Light」 990 1,480 2,140 2,620
楽天「手術・入院プラン」 860 830 1,210 1,930

補償割合70%

1歳 3歳 5歳 7歳
アニコム「ぷち」 1,120 1,270 1,570 1,850
au損保「通院なし」 1,150 1,210 1,480 2,330

補償割合50%

1歳 3歳 5歳 7歳
au損保「通院なし」 920 960 1,160 1,760

アイペット「うちの子Light」保険料表
アニコム「どうぶつ健保ぷち」保険料表
au損保「通院なし」保険料表
SBIプリズム少短(プリズムコール)「ホワイトプラン」保険料表
楽天「通院なし」保険料表

※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペットの健康状態等による引受基準は各社によって異なります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。
※ペット保険は、保険料だけではなく、補償内容など他の要素も考慮した上で比較検討してください。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子Light」重要事項説明書
アニコム「どうぶつ健保ぷち」ご契約のしおり
au損保重要事項説明書
SBIプリズム少短(プリズムコール)重要事項説明書
楽天ペット保険重要事項説明書

その他の要素

さて、補償割合、補償内容、保険料とみてきました。特に重要だと考える点は以上なのですが、そのほかの要素についてもざっと確認していきましょう。

免責金額

まずは免責金額です。

免責金額・・・保険会社が保険金を支払わなくてもよい金額のことで、定めた金額までは保険加入者の自己負担となる。

5プランともに免責金額は設定されていません

ただし、アイペット「うちの子Light」には、免責金額と似ている「最低支払対象治療費(3万円)」というものが設定されています。
これは要するに「3万円未満の診療費は補償しない」ということです。

「手術・入院特化型」を検討しているということは、高額な診療の補償をメインで考えていて3万円以下の診療費くらい自己負担で大丈夫と考えられている方が多いと思いますが、気を付けましょう。

なお、「うちの子Light」の最低支払対象治療費をみて、もし「え、3万円以下だと補償されないのは嫌だな・・・」と思ったのなら、幅広く補償する「フルカバー型」の方があなたの意向に沿っている可能性があります。そちらも是非検討してみてください。

待機期間

次は、待機期間です。

待機期間・・・保険始期日から一定期間中、保険金が支払われない期間

設定されるのは最初の一定期間だけなので気にしすぎてもしょうがないとは思いますが、待機期間中に発症した病気は、待機期間が終わっても補償されないということには注意しておきましょう。

プラン名 待機期間
アイペット「うちの子Light」 なし
アニコム「ぷち」 病気30日
au「通院なし」 病気30日
SBIプリズム「ホワイトプラン」 がん45日
楽天「手術・入院プラン」 病気30日

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子Light」重要事項説明書
アニコム「どうぶつ健保ぷち」ご契約のしおり
au損保重要事項説明書
SBIプリズム少短(プリズムコール)重要事項説明書
楽天ペット保険重要事項説明書

アイペット「うちの子Light」は待機期間が設定されていません

付帯サービス・特約

付帯サービスや選択可能なオプション特約もみていきましょう。便利な制度があれば利用したいものです。

アイペット「うちの子Light」

クラブアイペット
獣医師がお届けする予防情報
ドッグトレーニングの無料体験
ペット迷子札の提供
——————————-
ペット賠償責任特約
・・・月払130円/年払1,460円、1事故につき最大500万円補償

アニコム「ぷち」

どうぶつホットライン
迷子捜索サービス
Travel With Dog 特典サービス
しつけ・健康相談サービス

SBIプリズム「ホワイトプラン」

特になし

au損保「通院なし」

かかりつけ獣医師ダイヤル
無料アプリ「ペットの家」

楽天「手術・入院プラン」

楽天ポイントがたまる
楽天お買い物クーポンプレゼント
サンプルBOXプレゼント
獣医師相談サービス
——————————————
ペット賠償責任担保特約
・・・月払55円/年払600円、1事故につき最大300万円補償(免責金額1,000円)

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子Light」重要事項説明書
アニコム「どうぶつ健保ぷち」ご契約のしおり
au損保重要事項説明書
SBIプリズム少短(プリズムコール)重要事項説明書
楽天ペット保険重要事項説明書

アイペットと楽天の「ペット賠償責任特約(ペット賠償責任担保特約)」について説明しておきます。
「ペット賠償責任特約(ペット賠償責任担保特約)」とは、ペットが他人のものを壊してしまったり、相手にけがをさせてしまったりしたときに補償される特約です。
賠償は非常に高額になることがあるから、つけておくと安心だと思います。

ただ、この特約は自動車保険や火災保険など様々な保険でつけることができる特約です。自身が加入している保険で既に加入・カバーされているということもありますし、ペット保険ではなく自動車保険や火災保険で加入した方が広範囲でカバーできるということもあります。

既に付帯している保険に加入していないかどうか、加入しているとしたら内容はどうなっているかを確認して、付帯するかどうか決めるのが良いでしょう。

割引

割引についてみていきましょう。
割引があるのは2プランです。

アイペット「うちの子Light」

インターネット契約割引(WEB割)
→インターネットから申込んだ場合、保険料が10%割引。
多頭割引
→2契約目以降の契約について、契約数が2~3なら2%、4以上なら3%割引。

SBIプリズム「ホワイトプラン」

多頭割引
→2~3頭加入の場合:それぞれ5%割引、4頭以上の場合:それぞれ8%割引
インターネット契約割引
→申込初年度3%割引
福祉割引
→書面申込みに限り、5%割引されます。
被保険者や被保険者と生計を同一にする親族が身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者福祉手帳を持っている場合に適用されます。

ただし、インターネット契約(インターネット契約割引適用)の場合は、多頭割引・福祉割引と併用はできません。

※この項目は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子Light」重要事項説明書
アニコム「どうぶつ健保ぷち」ご契約のしおり
au損保重要事項説明書
SBIプリズム少短(プリズムコール)重要事項説明書
楽天ペット保険重要事項説明書

精算方法

最後に精算方法を見ていきます。
いずれもプランも後日精算になります。

後日精算の手続きを大雑把に説明すると、

①診療費をいったん全額支払って、診療明細書などを受け取る。
②諸々の必要書類に記入。
③会社に必要書類を送る。
④会社が確認&審査をして保険金が振り込まれる。

となります。
細かくは各社で異なっているので、HPや問い合わせからご確認ください。

ただ、楽天は、HPを通じてスマホ・PCから保険金請求ができるので、後日精算の中でも便利な方だと思います。

まとめ|「手術・入院特化型」のペット保険

本日は以上です!

当サイトは補償割合と補償内容(特に支払限度額)を重視すべきという考えており、その考えに則るとアイペット「うちの子Light」と楽天「手術・入院プラン」が補償割合90%、手術の支払限度額50万円で総合的にみると手厚いのではないかと考えます。

が、これはあくまで一つの考えです。
ご自身の意向に合ったプランを選ぶようにしましょう。

当記事の内容は2021年3月1日時点のものです。