保険比較

待機期間がないペット保険を徹底比較!

本日のテーマは「待機期間」です。

待機期間・・・保険始期日から一定期間中、保険金が支払われない期間。また、待機期間中にかかった病気は待機期間が終わった後でも補償されません。

できれば待機期間がないペット保険を選びたいと考える人も多いのではないかと思います。

そこで、このページでは、待機期間がないペット保険を紹介し、内容を詳しく比較していきます。

待機期間がないペット保険を検討したいと考えている人は是非参考にして、自分に合ったペット保険を見つけてください。

比較に際して、オススメの点に関しては赤字で、イマイチだと思う点に関しては青字で記しています。

アイペット・イオン・FPC・PS保険

待機期間がないペット保険は以下の通りです。なお、代理店限定商品は除いています。
括弧内はペットの犬・猫が新規で加入できる年齢です。

フルカバー型(通院・入院・手術を補償)

・アイペット「うちの子」(満13歳未満)
・イオン「ケガ+病気」(生後45日~満10歳未満)
・FPC「フリーペットほけん」(満9歳未満)
・ペットメディカルサポート「PS保険」(生後30日~満9歳未満)

手術・入院特化型

・アイペット「うちの子Light」(満13歳未満)

その他特化型

・イオン「ケガのみ」(生後45日~満10歳未満)

4社のうち、イオンはイオンマークカード会員でなければ申し込みをすることができないので注意が必要です。

手術・入院特化型のアイペット「うちの子Light」と、その他特化型のイオン「ケガのみ」は、それぞれ別の記事で詳しいので、気になる方はそちらを参照してください。

ここでは「フルカバー型」の4プランを比較検討していきます。

待機期間がないペット保険を比較検討

補償割合

まずは補償割合です。
ペット保険のほとんどは、人間の健康保険のように「原則3割負担」などと決まっているわけではなく、何割補償されるかを加入時に選択することができます。
一般的に、補償割合が高ければ保険料も高くなる傾向があります。ご自身の経済状況と、どの程度の補償を望むかという点を考え、選択しましょう。

補償割合 プラン名
100% ・ペットメディカルサポート「PS保険」
70% ・アイペット「うちの子」
・イオン「ケガ+病気」
・FPC「フリーペットほけん」
・ペットメディカルサポート「PS保険」
50% ・アイペット「うちの子」
・イオン「ケガ+病気」
・FPC「フリーペットほけん」
・ペットメディカルサポート「PS保険」

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子」重要事項説明書
イオンのペット保険重要事項説明書
FPC「フリーペットほけん」重要事項説明書
ペットメディカルサポート「PS保険」重要事項説明書

4プランともに70%のコースと50%のコースがあり、ペットメディカルサポート「PS保険」には100%のコースもあります。

「補償割合」というのが分かりにくいという人は、

補償割合50%=半分自己負担
補償割合70%=3割自己負担
補償割合100%=自己負担ゼロ

と置き換えてもらうと分かりやすいかもしれません。

とはいえ、実際にどれだけ保険金が支払われるかには、補償割合以外に支払限度額や限度日数(回数)も大きくかかわってきます。
次はそれを見ていきましょう。

※実際の保険金の支払いについては「補償開始前からの症状か」などを含め保険会社が審査・査定を行ったうえでの判断となります。

補償内容

ペット保険には支払限度額や限度日数(回数)というものが設定されています。

支払限度額・・・「1日(1回)あたり」で設定されている支払限度額と「1年間」で設定されている支払限度額がある。
限度日数(回数)・・・1保険期間(1年間)に保険を利用できる上限回数。

支払限度額や限度日数について詳しく知りたいという人は、別ページに詳しいのでそちらをご参照ください。

ここで取り上げている4プランにはいずれも「1日(1回)あたりの支払限度額」が設定されています。

・補償割合70%

アイペット
「うちの子」
イオン
「ケガ+病気」
FPC
「フリーペットほけん」
「PS保険」
通院 支払限度額 12,000円/日 14,000円/日 12,500円/日 10,000円/日
限度日数 22日 無し 30日 20日
入院 支払限度額 30,000円/日 14,000円/日 125,000円/日 20,000円/日
限度日数 22日 無し 3入院※ 30日
手術 支払限度額 150,000円/回 140,000円/回 100,000円/回 100,000円/回
限度回数 2回 2回 1回 2回

・補償割合50%

アイペット
「うちの子」
イオン
「ケガ+病気」
FPC
「フリーペットほけん」
「PS保険」
通院 支払限度額 12,000円/日 10,000円/日 12,500円/日 10,000円/日
限度日数 22日 無し 30日 20日
入院 支払限度額 12,000円/日 10,000円/日 125,000円/日 20,000円/日
限度日数 22日 無し 3入院※ 30日
手術 支払限度額 100,000円/回 100,000円/回 100,000円/回 100,000円/回
限度回数 2回 2回 1回 2回

(注1)FPCの入院補償に日数制限はない。1入院とは、入院から退院までをいう。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※補償の対象外となる項目もあります。詳細は、重要事項説明書および約款でご確認ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子」重要事項説明書
イオンのペット保険重要事項説明書
FPC「フリーペットほけん」重要事項説明書
ペットメディカルサポート「PS保険」重要事項説明書

ペットメディカルサポート「PS保険」の補償割合100%について記載していませんが、補償内容は補償割合70%や50%と同じです。

補償内容について補足

イオンは他3プランと違い、通院と入院の限度日数が設定されていません。これはメリットだと思います。
しかし、何回でも無制限で補償を受けることができるというわけではなく、1年間あたりの支払限度額が、補償割合70%なら70万円、50%なら50万円と定められています。

また、1回のケガまたは病気に対する支払限度額が、補償割合70%なら35万円、50%なら25万円と定められています。

「1年間あたり」だったり「1回あたり」だったりと、紛らわしいですよね。

1年間あたりの支払限度額とは、通院・入院・手術に関して1年間で支払われる保険金額の上限です。
これは文字通りの意味です。

では、「1回」とはどういうことなのでしょうか?勘違いしやすいところなので、例を出して説明します。

例えば、
保険期間中にA病という病気になってしまったとしましょう。
その場合、そのA病を原因とする治療費の補償は、保険の更新に関係なく、35万円(または25万円)が上限になる、ということです。

ここでの「1回」とは、診療回数のことではなく、診療の原因となる病気やケガの発生回数のことなのですね。

とはいえ、1日(回)あたりの支払限度額が設定されているので、1回あたりの支払限度額に一気に達することはありません。
達する場合があるとすれば、何年も継続した通院が必要になる慢性的な疾患のような場合です。そうなれば、いつの間にか限度額に達してそれ以降補償を受けられなくなってしまう可能性も考えられます。

その他の補償

また、上記以外の補償として、イオン「ケガ+病気」には「ペットホテル費用保険金」「診断書費用保険金」、ペットメディカルサポート「PS保険」には「車イス費用補償」があります。

イオン「ケガ+病気」

・ペットホテル費用保険金
記名被保険者が保険期間中に傷害または疾病の治療を目的として病院または診療所に入院し、この期間中に対象ペットをペットホテル等に預けたことによって被保険者がペットホテル費用を負担した場合、1日につき3,000円程度、保険期間内の通算支払限度日数を30日として保険金が支払われます。

・診断書費用保険金
通院・入院・手術の保険金の請求に際して、イオンが獣医師による診断書の提出を求め、被保険者が診断書作成費用を負担した場合、保険金が支払われます(補償割合70%なら1通につき上限5,000円、年間1万円限度、50%なら1通につき上限3,000円、年間6,000円限度)。

ペットメディカルサポート「PS保険」

・車イス費用補償
事故で歩行が困難になった際、車イスなどの装備・装具の費用を最大10万円まで補償します。

イオンの「診断書費用保険金」は便利に思えますが、ペット保険によってはそもそも診断書の提出が不要のプランも多いです。

注意点

ペットメディカルサポート「PS保険」の「限度回数」の適用方法は、他の4プランと異なっているから注意が必要です。
「PS保険」以外の4プランの「限度回数」は、1契約期間(1年間)単位で適用されるもので、更新のたびにリセットされるのですが、「PS保険」の「限度日数」は、補償対象となる傷病が発生した保険期間で通算してカウントされます。

どういうことか例を出して説明します。
契約1年目で発症した病気Aの治療で継続した通院を行っていたとして、契約2年目になっても病気Aの通院が続いていた場合、2年目の通院回数も1年目の限度回数で通算されます。

つまり、病気Aが完治するまでその通院・入院日数はリセットされないということです。
同じ病気が原因で何年もの長期にわたる通院・入院が必要となってしまう可能性はありますよね。
そのような場合、途中で限度日数に達してしまい、以降全て自己負担となる可能性もあります。

免責金額

補償に関して、もう一つ重要なポイントを見ていきましょう。それは免責金額です。

免責金額・・・保険会社が保険金を支払わなくてもよい金額のことで、定めた金額までは保険加入者の自己負担となります。

免責金額があると自己負担分が増えてしまうため、ないに越したことがないでしょう。

今回比較している4プランでは、イオン「ケガ+病気」に免責金額が設定されています。

イオン「ケガ+病気」の免責金額:1事故5,000円

「1事故」というのは、同一の事故を原因とする病気・ケガのことをいいます。
免責金額は以下のように適用されます。

1.補償割合などに従って、保険金の支払合計額が算出される。
2.その合計額から免責金額(5,000円)が差し引かれる。

例を示すと、

補償割合70%のコースに加入していて、通院の診療費が1万円かかったとします。
保険金に支払合計額は1万円×0.7=7,000円です(単純化のためその他の要素は不問とします)。

ここから免責金額が引かれるので、

7,000円 – 5,000円=2,000円

2,000円が支払われる保険金額になります。

同じ原因で再び診療費1万円の通院をした際は、免責金額が適用されず、7,000円が保険金として支払われます。

通院の診療費は1万円を下回ることもあるでしょうし、そうなれば満足のいく補償が受けられないかもしれません。とはいえ、1事故で5,000円なので、毎度毎度5,000円引かれるというわけではありません。

保険料

保険料を見ずに保険を決める人は滅多にいないのではないかと思います。
とはいえ、保険料だけで選ぶのはNGです。他の要素についても考慮したうえで、検討するようにしましょう。

一例として、1・3・7歳のトイプードルの新規加入時における、補償割合70%・50%のコースの保険料を一覧にしました。(月払、各種割引・割増引制度の適用無し、選択可能なオプション特約は選択しない場合)

・補償割合70%

アイペット「うちの子」 イオン「ケガ+病気」 FPC「フリーペットほけん」 PS保険
1歳 2,850円 2,470円 1,950円 2,120円(注1)/2,150円(注2)
3歳 3,230円 2,600円 1,950円 2,390円
7歳 4,900円 3,280円 2,930円 3,020円

・補償割合50%

アイペット「うちの子」 イオン「ケガ+病気」 FPC「フリーペットほけん」 PS保険
1歳 2,300円 2,050円 1,590円 1,430円(注1)/1,450円(注2)
3歳 2,570円 2,140円 1,590円 1,730円
7歳 3,780円 2,610円 2,390円 2,470円

(注1)補償開始日時点で生後30日以上120日未満に加入した場合。
(注2)補償開始日時点で生後120日以上に加入した場合。

アイペット「うちの子」保険料表
FPC「フリーペットほけん」保険料表
ペットメディカルサポート「PS保険」保険料表
イオン「ケガ+病気」保険料表

※保険料は、今後の商品改定等により変更となる場合があります。
※ペットの健康状態等による引受基準は各社によって異なります。
※ペット保険に加入する際、前提となる条件の違いにより保険料が異なる場合があります。実際に適用される保険料については、保険会社に問い合わせたうえで商品を選択しましょう。
※ペット保険は、保険料だけではなく、補償内容など他の要素も考慮した上で比較検討してください。

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子」重要事項説明書
イオンのペット保険重要事項説明書
FPC「フリーペットほけん」重要事項説明書
ペットメディカルサポート「PS保険」重要事項説明書

FPCは、4歳以下、5~8歳、9~11歳、12歳以上で段階的に保険料が上がっていく仕組みで、生涯通して2~3回しか保険料が上がりません
「PS保険」は、0~2歳、3~5歳・・・と3歳ごとに保険料が上がっていく設計で、12歳以上は一定となります(火葬費用等担保特約なしの場合)。
対して、アイペットとイオンはほぼ毎年保険料が上がっていきます。またアイペットに関しては、現在ホームページで12歳までの保険料しか開示されていません。

特約や付帯サービス

特に重要だと考えるポイントは以上ですが、もう少し細かく見ていきましょう。
まずは、オプション特約や付帯サービスです。

アイペット「うちの子」 イオン「ケガ+病気」 FPC「フリーペットほけん」 「PS保険」
オプション特約 ペット賠償責任特約 個人賠償責任特約
ペット葬祭費用保険
無し ペットセレモニー費用特約(火葬費用等担保特約)
付帯サービス クラブアイペット
獣医師がお届けする予防情報
ドッグトレーニングの無料体験
ペット迷子札の提供
無し 無し 獣医師ダイヤル

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子」重要事項説明書
イオンのペット保険重要事項説明書
FPC「フリーペットほけん」重要事項説明書
ペットメディカルサポート「PS保険」重要事項説明書

選択可能なオプション特約

イオン「ペット葬祭費用保険」

葬祭事業者が行ったお葬式費用が対象で、支払限度額3万円まで補償。

「PS保険」「ペットセレモニー費用特約(火葬費用等担保特約)」

ペットの火葬を行うとき、火葬にかかった費用を最大3万円まで補償。

アイペット「ペット賠償責任特約」とイオン「個人賠償責任特約」

アイペットの「ペット賠償責任特約」
→月払130円/年払1,460円、1事故につき最大500万円補償

イオンの「個人賠償責任保険」
→月払200円/年払2,200円、1回の事故につき最高1,000万円を限度に補償

名前は違いますが、いずれもペットが他人のものを壊してしまったり、相手にけがをさせてしまったりしたときに補償される特約です。
賠償は非常に高額になってしまうかもしれないので、つけておくと安心だと思います。

ただ、この特約は自動車保険や火災保険など様々な保険でつけることができる特約です。自身が加入している保険で既に加入・カバーされているということもありますし、ペット保険ではなく自動車保険や火災保険で加入した方が広範囲でカバーできるということもあります。

既に個人賠償責任特約を付帯している保険に加入していないかどうか、加入しているとしたら内容はどうなっているかを確認して、付帯するかどうか決めるのが良いでしょう。

割引

使える割引制度はぜひ使いましょう。

アイペット「うちの子」 イオン「ケガ+病気」 FPC「フリーペットほけん」 「PS保険」
多頭割引
健康割引
ネット割引
マイクロチップ割引

※表は保険商品の内容の全てが記されているものではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
※記載された保険商品の詳細な内容については、必ず重要事項説明書や約款にて全般的にご確認ください。

アイペット「うちの子」重要事項説明書
イオンのペット保険重要事項説明書
FPC「フリーペットほけん」重要事項説明書
ペットメディカルサポート「PS保険」重要事項説明書

アイペット

無事故継続割引

過去1年間保険金の支払いがなかった場合、継続契約の保険料が5%割引。

多頭割引

2契約目以降の契約について、契約数が2~3なら2%、4以上なら3%割引。

イオン

オンライン申込

初年度の保険料が5%割引。

FPCと「PS保険」には割引制度がありません。しかし、基本保険料が比較的抑えられているので「割引無いのかよ・・・」と落胆するほどのことではないでしょう。

精算方法

最後に保険金の精算方法を確認しましょう。
もし、めちゃくちゃ煩雑な手続きが必要だったら萎えてしまいますよね。

アイペット「うちの子」は便利な窓口精算対応です。

ただ、対応する動物病院でしか窓口精算を利用できないので注意してください。
加入を考えている方は、以下のページでご確認を。
アイペット対応動物病院検索

提携していない病院の場合は、他のプランと同じく後日精算になります。

大雑把に手続きの順序を説明すると、

①診療費をいったん全額支払って、診療明細書などを受け取る。
②諸々の必要書類に記入。
③会社に必要書類を送る。
④会社が確認&審査をして保険金が振り込まれる。

となります。
細かくは各社で異なっているので、HPや問い合わせからご確認ください。

まとめ

本日は以上です。
他にもいろいろな切り口で、他のペット保険も比較検討しているので、それらもぜひ参考にしてみてください。

当記事の内容は2021年2月26日時点のものです。