いなば動物病院に開業の思いをインタビュー!〜鳥も診られる動物病院を〜

獣医師の先生たちの思いや声を聞いてみよう!第2回目は京都府下京区にある『いなば動物病院』にインタビュー。

ご夫婦で開業されている動物病院です。今回は副院長の川田さいこ先生を中心に、色々とお話を伺いました。

もちろん、院長の川田大史先生のお話しもありますよ!

子どもの頃の経験が獣医師を目指すきっかけに


2017年に京都府下京区で開業したいなば動物病院。

―犬猫以外のエキゾチックアニマルも診療を行う『いなば動物病院』副院長の川田さいこ先生、そして院長の川田大史先生、今日は色々とお話しが伺えればと思っています!宜しくお願いします。

川田さいこ先生(以下:さいこ先生):こちらこそ、宜しくお願いします。

川田大史先生(以下:大史先生):宜しくお願いします。

―早速なのですが、お二人が獣医師を目指そうと思ったきっかけを教えていただけますか。

さいこ先生:子どもの頃、牛の難産を見たことがあるんです。

牛の難産っていくつか原因はあるんですけど、命がけで出産する母牛の姿と頑張って産まれてこようとする子牛の姿は、とっても衝撃的でした。

―子どもの頃に牛の出産に立ち会えるって、中々経験できないですもんね!

子どもながらに「こわいな」って思わなかったんですか。

さいこ先生:それはなかったですね(笑)人間でもそうですが出産って本当に神秘的で、牛の難産の出産を見た時は「頑張れ!」って涙がらに祈りました。

―その子牛、無事に産まれたんですか。

さいこ先生:「大丈夫かな…」って不安に思っていた矢先に獣医師の先生がいらっしゃって、直ぐ子牛を引っ張り出して助けてくれました!

―それは良かったです!無事に産まれ、子ども時代のさえこ先生もホッとしたんじゃないですか。

さいこ先生:そうですね。ホッとしたのと同時に、無事に産まれて来た時は感動して言葉にならなかったですね。凄く貴重な経験をしたと思います。

あと子牛を助けた先生、颯爽と現れて爽やかに子牛引っ張り出して、颯爽と帰っていった獣医さんでした(笑)その姿を見た時「獣医師の先生って凄い!」って思いましたね!

―颯爽と現れて颯爽に帰る。何てかっこいい先生なんですか!(笑)

さいこ先生:ですね(笑)あの先生を見てから、私も動物たちを助けられるカッコイイ先生になれたらな、多くの命を守れる獣医師になりたいなと思うようになり、獣医師を目指そうと思いました。

―本当に貴重な経験ですね!そこから獣医師を目指そうと思われたことも、凄く素敵だなと思います。大史先生はいかがでしょうか。

大史先生:僕の場合は、小さい頃飼っていたペットを動物病院に連れて行った時、そこの獣医師の先生がとても優しくて、いつも真剣に動物たちの治療に当たっていたんです。

そんな姿を見て子どもながらに「かっこいいなぁ」って思ったことがきっかけで、獣医師を目指しました。

―大史先生は、獣医師の働く姿に一目惚れしたことがきっかけだったのですね。

お二人とも、子どものころの経験がきっかけで獣医師を目指していますが、子ども時代はどんなお子さんだったのですか。

さいこ先生:子どもの頃、ワンちゃんを飼っていたんですけど、まるで兄弟姉妹のようにいつもおやつの取り合いをしていました(笑)それでいつも負けて、悔し涙を見せていましたね(笑)

大史先生:僕は泳ぐことが大好きで、夏になるといつも海に行っては泳いでばかりいましたね。だから年中真っ黒でした(笑)

―さいこ先生、ワンちゃんとおやつ争奪戦をしていたんですか(笑)

さいこ先生:そうなんです(笑)だから毎日が闘いでした!でも毎回負けるっていう…

―(笑)きっとさいこ先生が優しいからですよ(笑)

大史先生は、海で泳ぎ回っていたほど元気でやんちゃな少年だったのですね(笑)

大史先生:ですね!今思えば、あそこまで夢中になって泳いでいたのは「若さだなぁ」って思います(笑)


美味しいものが大好きな看板犬のトトリくん。見かけたら声を掛けてくださいね。

―先程さいこ先生はワンちゃんを飼っていたことがあると仰っていましたが、今までどんなペットを飼われていましたか。

さいこ先生:私は犬・猫・インコを飼っていました。

大史先生:僕も犬と猫、あと熱帯魚を飼っていましたね。

―やっぱり動物は大好きですか。

さいこ先生・大史先生:もちろんです!!

1つの経験がより自分を成長させるきっかけとなった


笑顔がとてもキュートな川田さいこ先生。

―日頃多くのペットたちの診療に当たっていらっしゃるお二人ですが、獣医師として日頃心掛けていること、または大切にしていることはありますか。

大史先生:日々勉強ですね!犬猫の獣医学は日進月歩です。そのため、常に新しい知識を更新していかなければいけないんです。

絶対に「知らなかった」では済まされない世界ですし、命を預かるわけですから責任重大です。昔からの知識もそうですが、新しい知識も常にインストールすることを心掛けています。

さいこ先生:私は、飼い主さんの気持ちに寄り添ってお話を伺うことですね。やっぱり家族である動物が病気になると飼い主さんはとても気持ちが不安定になります。

でも、治療を続けるためには、飼い主さんが頑張らないといけない部分もどうしても多くでてきてしまいます。

だからこそできるだけお話を伺い、飼い主さんの不安を取り除いてあげることが動物たちも安心して治療に専念することができるのではないかなと考えています。

―大史先生は日々勉強、さいこ先生は飼い主さんの気持ちに寄り添う。

お二人が上手くバランスを取っているからこそ、幅広い動物たちの診療に携われるんだなということがわかりました。

さいこ先生は、尊敬する先生はいらっしゃいますか。

さいこ先生:昔、我が家の愛犬を助けてくださった獣医さんですね。最善の治療をしてくださりました。

ご自分のできる範囲をよく理解されていた方でしたので、その上でより専門性の高い病院と連携して治療を進めてくださる先生でした。

最先端の治療の知識がなければ迅速な対応はできませんので、一次診療の鑑として尊敬しています。

―正しく状況を察知し、よりワンちゃんにとって最善の治療をするための行動ができる素晴らしい先生なのですね。

さいこ先生は、先程飼い主さんとのコミュニケーションを大切にされていると仰っていましたが、常に気を付けていること、心掛けていることがあれば教えてください。

さいこ先生:限られた時間の中で、できる限り分かりやすく症状の状況などを伝えるようにしています。

ただ、獣医師相手だとどうしても質問がしづらいと感じる方もいらっしゃるので、そういう時は看護師さんの力を借りて、飼い主さんとたくさんお話をしてもらい、質問しやすい雰囲気を作ってもらっていますね。

また診察中、なぜかおいしいお菓子屋さんの話をすることもあります(笑)看護師さんとの世間話の中から生活環境が伺い知れることで、治療のヒントになることもあるんですよ。


いなば動物病院は、大型のオウムも来院されます。

―「こんなこと聞いてもいいのかな…」って躊躇してしまう方もいらっしゃるでしょうしね。

そういう時は、気軽に話せる看護師さんがいると気分的にも飼い主さんは楽ですし、話しやすくなるんでしょうね。

さいこ先生:そうですね。どうしても「先生」って言葉が付くと、緊張される方もいますし「こんな初歩的なこと聞いたら恥ずかしいな」って思われる方もいるので、看護師さんがサポートに回ってくださるとお互いが凄く助かりますね。

飼い主さんは聞きたいことが聞けて、私たち獣医師は治療のヒントを得ることができますから。

―色々な飼い主さん、そしてペットたちが来院されますしね。

お二人は獣医師をしていて1番の思い出はありますか。

さいこ先生:獣医師になって初めて1人での診療が鳥の卵詰まりでした。

卵詰まりって輪卵管の中の卵が作られる過程の中で、様々な原因で産卵が上手くいかなくなる症状なんですが、とても緊急性が高くて非常に危険な状態なんです。

触診した瞬間「どうしよう…」って一瞬焦ってしまったんですが、同期の看護師さんの素晴らしいフォローで助けることができました。

この時、初めて看護師さんとのチームワークの大切さを学びましたね。

―それがさいこ先生の今に繋がっているってことですね!大史先生はいかがでしょうか。

大史先生:僕は最期の最期まで自分の手で愛犬の治療をしてあげられたことですね。

ただ、その時に自分の未熟さや無力さを思い知らされました。

だからこそ、もっともっと技術を上げなくてはいけない、自分自身が成長し続けなくてはいけないことを学ばされましたね。

―命の大切さを改めて実感し、より自分を成長させなければいけないと愛犬から教わったのですね。

誰もが気軽に安心して通える動物病院を


常に清潔な環境の中で診察を行っています。

―いなば動物病院は、2017年12月に開業されていて今年で3年目と、比較的まだ新しい動物病院ですよね。

そもそも何故、京都府京都市下京区に開業したのでしょうか。きっかけを教えてください。

さいこ先生:実はここ、私の地元なんです。京都って実は鳥が診られる動物病院が少なくて。なので昔飼っていた愛鳥の診療は、わざわざ大阪まで足を運んで通院をしていたんです。

だから子どもながらに「なんで動物病院なのに、鳥は診てくれないんだろう?」と思っていましたし「京都にも鳥の獣医師がいて欲しい」という願いもあったことから、大史先生と相談してここで開業することを決めました。

―なかなかエキゾチックアニマルに分類する動物を診てくれる動物病院って、まだまだ少ないですものね。

さいこ先生:あと、この地域って意外と高齢の方が多いんですよ。高齢の方が徒歩圏内で気軽に通える動物病院がないと、困っていおられる方も多かったのも理由の1つでもありますね。

―ご高齢の方が遠方に出向くのは大変ですし、ただでさえ治療が必要なペットを連れて外出するのは心身ともに大変ですものね。

さいこ先生の細やかな思いが、いなば動物病院をこの街に開業させるきっかけとなったのですね。

さいこ先生:そんな大層なことはしていないですよ(笑)ただ、誰でも気軽に通える動物病院を作りたかった、それだけです。

―「鳥も診られる動物病院を」という思いがきっかけで開業したいなば動物病院ですが、来院されるペットの比率を教えてください。

さいこ先生:当院では、犬25%、猫25%、鳥40%、その他の動物が10%ぐらいですかね。

―他院の場合犬猫の比率の方が圧倒的に高いのに、ここでは鳥の割合が40%も占めるんですね!

さいこ先生:そうですね。近場の方から遠方の方まで来院されますよ。

―鳥以外のエキゾチックアニマルも来院されますが、幅広くペットの診療を行っている理由やきっかけは何かあるのでしょうか。

さいこ先生:先程愛鳥の話をしましたが、子供の頃、鳥を診てくれる動物病院がなくて何もできずに亡くしてしまったことがとても悲しくて辛くて…悔やんだことがきっかけですね。

それで「私みたいな飼い主さんを増やしていけない!」と思ったことから、幅広い動物たちの診療に努めています。


どんな動物も早期発見・早期治療が大切です。

―最近、ハリネズミやモモンガなどのちょっと珍しい動物をペットとして飼われている方が増えてきていますが、飼う上で気を付けて欲しいことはありますか。

さいこ先生:まず飼う前にその動物の野生下での環境や習性をよく勉強して欲しいですね。

また、野生下での現状を知ってください。絶滅の危機や密輸の対象になっていたりする種もいます。

そして、飼う前にまずは診察してくれる動物病院が近所にあるか確認してください。

「かわいいから飼いたい!」という気持ちはとても分かりますが、エキゾチックアニマルは情報が少ない分、犬猫とは異なる大変さがあります。

どんなに安く・簡単に手に入れた動物であっても、飼育する上で非常にお金・時間がかかります。

ご自身の生活リズムなどと照らし合わせて、飼う前によくよく考えてあげて欲しいですね。

―命ある生き物ですから、やっぱり飼う前にその子のことをよく勉強し、覚悟の上で迎えて欲しいということですね。

さいこ先生は、飼い主さんとのコミュニケーションを非常に大切にされていらっしゃいますが、そのコミュニケーションにおいて、常に気を付けていることや心掛けていることがあれば教えてください。

さいこ先生:できるだけ専門用語を多用しないようにしています。

また、理解が出来ているか確認しながらお話を進めさせていただくように心がけています。

場所柄、外国人の方も多く来院されますので、その場合は英語スタッフに対応してもらっています。

ただ…なぜか英語圏の方が少ないんですよね(笑)

―と言いますと、どの辺りのお国出身の方がいらっしゃるのですか。

さいこ先生:ロシア、メキシコ、チェコ、中国などですね。中には英語も話せる方もいなくはないですが、英語ができない場合は身振り手振りなどを使いながらお話しをしていますね。

―老若男女、国問わず、誰にでも平等の対応をされていらっしゃるのですね。

さいこ先生:そうですね。その人の育った環境や、年代によっても話し方や伝え方も変えています。

またなるべく、相手の歩幅を合わせられるように出来る限りの対応を常に心掛けていますね。

―いなば動物病院では、予約制をとっていないんですよね。予約制を取っていない理由はあるのでしょうか。

さいこ先生:私たち人もそうですが、動物たちも予定を組んで病気になるわけではありません。また、病状によって診察時間がまちまちです。

経験上、数分で終わる方もいれば1時間以上かかる方もいらっしゃいますので、予約制にして時間を区切ることが難しいんです。

なので、お待たせしてしまうこともありますが、予約制を取らず診療にあたっています。

長く暮らす家族だからこそ、ペット保険を検討するのは◎飼い主さんの負担軽減にも繋がるから


看板猫のパほくん。大人しくてやさしい子です。

―いなば動物病院に来院されるペットたちは、毎日様々な病気やケガなどで来院されるかと思いますが、来院される中で特に多い病気やケガの病名を教えてください。

さいこ先生:犬の場合は皮膚炎や下痢が多いですね。犬は人と違って、皮膚の表皮がとても薄いんです。

そのため温度差や湿度にとても敏感なので、夏の暑さや多湿・乾燥にとても弱く皮膚病になりやすいんですよ。

また猫の場合は、冬場は膀胱炎や尿路閉塞が多いですね。冬に起こりやすいのは寒冷のストレスからなりやすいと言われています。

鳥だと発情や自咬、肝炎、ウサギはエンセファリトゾーンの感染が続いていますね。

ーそれらの特に多い病気やケガを予防するには、どのようなことを気を付けるべきでしょうか。

さいこ先生:皮膚や下痢はアレルギー性の場合もあるため、治療に非常に時間がかかることがあります。

そのため、見た目が改善しても途中で治療を決して止めないでください。より症状が悪化する場合もあります。

また猫の場合、冬場の尿路系の異常はトイレや水飲み場の場所を工夫してあげて欲しいですね。

ーありがとうございます。ちなみにいなば動物病院では、ペット保険の取り扱いをしていますか。またどれくらい方がペット保険を利用されていますか。

さいこ先生:アニコムとアイペットを取り扱っています。当院でペット保険を利用されている方は全体の1割程度ですね。

ー1割!かなり少ないんですね。

さいこ先生:そうですね。窓口での対応が1割なので、後日ご自身でペット保険に申請を出している方もいるかもしれませんが、意外と少ないですよ。


小鳥の診療中。やさしい言葉がけをしながら診療されています。

ーさいこ先生としては、ズバリ飼い主さんにはペット保険は必要だと思いますか。

さいこ先生:必要だと思いますね。

動物の寿命にもよりますが、長く生きる動物はやっぱりそれなりの医療費がかかります。

もちろん、病気にならないことが最善ではありますが、保険料が飼い主さんの負担にならないのであれば加入しておくことで、老齢期の継続治療の際も安心できると思います。

ーさいこ先生から見て「こんなペット保険があればいいのになぁ」って思うペット保険はありますか。

さいこ先生:そうですねぇ、長生きしたらお祝い金貰えるような…(笑)

そしたら、飼い主さんとペットとの素敵なお祝いができるじゃないですか♪

お互いハッピーな気持ちになるし、ペット保険に入っていてよかったなって思えそうじゃないですか?

ー確かに!健康なら更新時に割引になる制度があったりしますが、長生きお祝い金ってないですもんね。

さいこ先生:ささやかな金額でもいいから、あったら嬉しいですよね。

あとは、年1回の検診を保険対象にしたり、健診して健康なら保険料が安くなったりしたら、飼い主さんたちも「検討しようかな」「やっぱり入ろうかな?」って思うんじゃないですかね。

ー飼い主さんの気持ちもわかるからこその発想ですね!

やっぱり飼い主さん目線での嬉しい制度があれば、もっとペット保険の加入率が拡がるかもしれませんね。

大切なペットを病気やケガから守るためには、その子をみる『目』を増やすこと


常に動物たちのことを考え、最善の診療に励む院長の川田大史先生。

ペットを飼う上で気を付けて欲しいことはありますか。

さいこ先生:動物たちが訴える異常のサインに気付けるのは、1番傍にいる飼い主さんだけです。

残念ながら、獣医師は日頃の動物たちの様子はわかりません。

そのため、飼い主さんに連れてこられた動物を診察することしかできません。

病気になった子の日々の治療は飼い主さん頼みの部分が多いんです。

普段の様子や異常を感じた状況など、飼い主さんからヒアリングした上で診察をし、治療を行えるからです。

ぜひ家族としての責任と誇りをもって接してあげて欲しいなと思います。

でも時には看護やお世話がしんどい時もあると思います。

そんな時はぜひ私たち獣医師や看護師に愚痴ってくださいね。獣医師・看護師・飼い主さんが協力して初めて治療ができるのですから。

―また、動物病院に来院する前にして欲しいことはありますか。

さいこ先生:無理やりキャリーに詰め込むと、病院で手が付けられないことがあります。

普段から、キャリーに慣れさせたり、お散歩コースに病院を組み込んだりして、リラックスした状態で来院できるように日々お家でできることからしてあげてくださいね。

近年、ペットにも年1~2回は健康診断の推奨をしている動物病院が増えてきていますが、健康診断を行う必要性について教えてください。

さいこ先生:猫やエキゾチックアニマルによく言われることですが、病気を隠します。

そのため、中にはギリギリまで気づかず手遅れになった子もいます。その時、1番後悔するのは飼い主さんです。

だからこそ、お互いが不幸にならないためにも健康診断を行っていただきたいですね。

―健康診断を定期的にすることで、手遅れを防ぐことができますものね。

さいこ先生:そうですね。定期的に健康診断をすることで、実際早期の悪性腫瘍が見つかり助かった子もいます。

その子をみる「目」を増やすことで、より健康寿命を延ばすことに繋がりますので、是非、可能な限り健康診断を受けさせてあげてくださいね。

動物たちと飼い主さんが笑顔で幸せに暮らせるように


シックで落ち着いた受付。動物たちの相談はいつでも気軽にOK!

―今後、いなば動物病院をどんな動物病院にしていこうとお考えでしょうか。

さいこ先生:飼い主さんと、その動物さんに合った治療方針を一緒に考えていける病院にしていきたいですね。

また、「病気」以前の相談なども受けられる時間を設けられたらと考えています。

―お二人の今後の課題や目標などはありますか。

さいこ先生:新聞やSNS上にも多く取り上げられていますが、ペット産業によって被害を受ける野生動物の保護活動に協力していきたいと思っています。

どんな動物も生きていて、幸せに暮らす権利はあります。どの動物たちも安心して暮らせるように努めていきたいです。

大史先生:僕は、より深く専門分野の知識や技術を得て、今まで以上に多くの動物たちの病気やケガを治していきたいですね。

―動物が大好きな皆さん、これを見ている皆さんにメッセージをお願いします。

さいこ先生:動物を飼っていると、病気やケガはなかなか避けられません。

病気は不運であり、決して不幸ではありません。そして、飼い主さんが幸せでなければ、動物たちは不安になってしまいます。

まずは、その子と飼い主さんが「幸せ」であることを第一に考えてください。その上で、必要な時は動物病院の獣医師、看護師を頼ってくださいね。

大好きな動物と暮らすのですから、目一杯幸せを感じてください。

―さいこ先生、大史先生、今日は色々なお話が聞けてとても勉強になりました。ご多用の所、本当にありがとうございました。

◆いなば動物病院情報◆

〒600-8415
京都府京都市下京区松原通烏丸東入ル上ル因幡堂町728-2
TEL075-353-2700

診察時間
午前診療9:00~12:00
午後診療17:00~20:00

エキゾチック動物の最終受付18:30まで
休診木曜・日祝午後

HP:http://inaba-vet.com/
Twitter:https://twitter.com/inabadoubutsu
Facebook:https://www.facebook.com/pg/Dr.saiko.k/photos/?ref=page_internal

◆プロフィール◆


川田さいこ(Saiko Kawata)獣医師
出身地:京都府
出身校:北里大学

―趣味はありますか?
話すことが大好きなのでおしゃべりですね(笑)楽しい話が大好きです♪

―特に1番好きな動物を教えてください。
白くて大きなシロクマです。

―専門分野を教えてください。
鳥とウサギです。
鳥とウサギって実はとても自己主張の強く、また病気を隠す動物たちなんです。
そのため、病院に運び込まれる時には実は瀕死でしたと言うことも少なくありません。そして、犬猫に比べて治療法が少ないのが現状です。
そんな「エキゾチックアニマル」と言われる動物たちの現状を変えたいと思い、その分野の獣医師になりました。


川田大史(Daishi Kawata)獣医師
出身地:
出身校:北里大学

―趣味はありますか?
息子と一緒に遊ぶことです。休日は息子とワイワイして楽しんでいます(笑)

―特に1番好きな動物を教えてください。
ドイツ原産の警察犬としても活躍している「ジャーマンシェパード」ですね。

―専門分野を教えてください。
皮膚・循環器・腫瘍・内分泌です。
この分野は、動物の高齢化に伴い増えてきた分野でもあります。長く一緒に健康に過ごすために、より深く勉強したいと思いました。